西オーストラリアコンチキツアーショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  コンチキ!(1)~オーストラリア西海岸へ!~コンチキ!(2)~オーストラリア・ダーウィンからいざ、バスに!~コンチキ!(3)~オーストラリアの滝つぼプール~コンチキ!(4)~イタリア人ルカの発言オーストラリア~コンチキ!(5)~西洋人のこだわり パンとシリアル~ 


コンチキ!(1)~オーストラリア西海岸へ!~

テーマ : 海外旅行 ジャンル : 旅行
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コンチキ』ということばを聞いたことがありますか?

そう。ギャル語がわからないことに腹を立てたおとうさんたちが、『こんちきしょう!』を略して『コンチキ』にしたのです。というのはひょうたんで。
(じょうだんやろ!)

コンチキツアーといういっぷう変わったツアーがあるのです。

参加資格は18歳から35歳まで。

世界各国から集まった若者たちが一台のバスに乗り込んで、さいしょははにかみながら、ときどきガムかみながら、そうして酒を飲んで打ち解けて、こっそり秘密を打ち明けて、ときには恋に落ちるものがいて、雨季には沼に落ちるものもいて
(どんなツアー?)、

ああ、この仲間最高!と思ったときにはお別れという、なんとも危険なツアーなのです。
(どこが危険?)

わたしとしかちくは10年ほど前、西オーストラリアを約2週間かけて旅するコンチキツアーに参加しました。

当時ニュージーランドに住んでいたわたしたちは、ほんとうはアフリカ旅行を計画していたのですが、わたしが妊娠してしまったため、アフリカよりも安全そうなオーストラリアを選んだのです。

オーストラリアといえばシドニー、ケアンズ、メルボルン。東海岸は有名ですが、西海岸となると思いつくのはパースだけ。しかし西海岸を旅行した友人は、

「東海岸なんていつでも行ける。でも西海岸は今見とかないと、ぜったい損する。10年たったら旅行者であふれかえるから、行くなら今のうち!オレはあんなに感動したことはない!しかし、鉄道もないから移動手段はない!でもぜったい行くべき!」

と、お客さんこの土地ぜったい値上がりするから買わなきゃソンだよ、と力説する不動産屋みたいにプッシュするのでした。

が、10年たった今でも、西海岸はそれほど脚光をあびていません。

のちにアメリカがいちばんいいと言ってたのを聞くと、彼にしてやられた感もあるのですが。

ともあれ、わたしたちのこころはすでにオーストラリア西海岸。

グランドキャニオンにも匹敵するような雄大な光景が広がっているらしい。わたしたちはどうやって行くか考えました。

ちょうど、当時のフラットメイト、群馬のヨシミさんが、ニューカレドニアコンチキツアーから帰ってきたところでした。

彼女は丸顔をぴかぴかに光らせて、
「ものすっごく、楽しかった!」

と新しい顔をもらったアンパンマンのように目を輝かせます。しかちくはそれを見て提案しました。

オーストラリア西海岸、コンチキで行こう!」

まるで先発はダル、いや松坂・・・やっぱりダルビッシュでいこう、というWBCの原監督ばりの迷いのなさ。
(迷ってるやん!)

わたしは即座に賛成しました。

「え~~~、コンチキィ~~~?」
(めっちゃ不服そうや!)

とりあえず初めてのことは反対してみるという批判的精神旺盛な女、とりぶう。
(ただの文句言いや!)

知らない外国人ばかりのツアーで2週間も英語漬けなんて。

あたし、約1年ニュージーランドにいるけど、ほとんど英語上達してないんやからね!
(自慢にならん!)

しかし、しかちくは旅の恥はかき捨て、嫁のグチは聞き捨て、とばかりにさっさとコンチキのパンフレットを集めだします。

わたしはしかたなく従って、こっそりつぶやくのでした。

まったく、しかちくのこんちきしょう!







(追記)

みなさま、いつもご訪問いただきありがとうございます!
休み中なのに、たくさんのコメントをいただきほんとうに感謝感謝です。

さて、今回からはじまった『コンチキ!~西オーストラリア旅行記~』ですが、30日間、日曜日をのぞいて毎日の更新です。
ぜひぜひ最後までお付き合いいただけたら最高にうれしいです!
日本では妊婦というとおとなしくじっとしてなければいけないイメージがありますが、あのときわたしも若かった。日本からの声が届かないのをいいことに、かなりアドベンチャーを体験しました。
でも後悔はひとつもありません。
当時はかなりしんどいこともあったのですが、いまではよかったなあ~と思うことしかないのが思い出なんですよね~。
フラットメイトのヨシミさん、元気にしてるかな~?
なんて書きながら思い出すのも楽しい経験でした。
いまもしヨシミさんと連絡がとれたとしても、わたしが『アンパンマンのような顔』と言ってたことはないしょにしておこうと思います。

明日はバスに乗り込みます。
いよいよ旅がはじまります。
明日もぜひお読みくださいね!

沖縄県では初の新型インフルエンザによる死者が出ております。
皆さんもどうぞお気をつけくださいね。

とりぶう

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コンチキ!(2)~オーストラリア・ダーウィンからいざ、バスに!~

テーマ : 海外旅行 ジャンル : 旅行
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コンチキ!(1)から読む


コンチキツアーの出発場所はダーウィンという町。

オーストラリアの地図で、ふたつ飛び出した角の、左側の角の先にあります。

わたしたちはツアーより先にダーウィン入りし、そこで産科医の検診を受けたりしていました。

日本では考えられないでしょうが、わたしはそのとき妊娠6ヶ月で、ビキニ姿で海で泳いだりしていたのです。

その2ヵ月後、日本に大きなおなかを抱えて帰ったとき、真っ黒に日焼けした妊婦に対する風当たりは強く、

『ワタシ、日本人、ナノニナゼ、ミンナ、ソンナ目デミルカ?』と悲しくなったものです。
(なんでカタコトになってんねん!)

わたしたちは安宿をチェックアウトして、集合場所に向かいます。

どんなメンバーがいるんやろ?仲良くなれたらいいなあ、と小学校の入学式のような、みずみずしいけどもじもじする気持ちでバスに向かいました。

バスはひっそりと海岸沿いの道に止まっていました。20人乗りくらいの小型バス。わたしの期待は軽く裏切られました。

バスツアーって、ふつう大型バスちゃうの?サルーンだかバルーンだかみたいな大きなバスかと思ってたので、これから2週間、このちっこいバスでずっと移動すると思うと、とたんにしんどく感じました。

30代半ばくらいの男性が、わたしたちの名前を確認します。日に焼けた岩城晃一という感じ。
岩城晃一いつも色黒いぞ!)

彼は自分はマーク、このツアーのガイド兼運転手だと名乗りました。

マークはやさしくて感じがよかったので、わたしはちっこいバスでもまあええわとすぐに方針転換しました。
(現金やな!)

バスには数名がすでに乗り込んでいます。わたしたちが乗り込んだあとからも、次々に参加者が集まります。

ひとり、大柄な男の人がわたしたちに話しかけました。

「よろしく。オレはネイサンって言うんだ。シドニーから来た。警察官やってる。」

わたしはおどろきました。男なのに姉さんって!
(ベタやな!)

しかし彼女にはそのギャグは言いませんでした。
(『彼』や!)

ネイサンは、笑い顔がかわいい渡辺徹の太った版という感じでした。
渡辺徹おおむね太ってる!)

バスはほぼ満席。ところどころで自己紹介が始まっています。

わたしたちの前のカップルが後ろ向いてあいさつしにきました。既婚者で参加していたのは、そのカップルとわたしたちだけ。

おまけにニュージーランドから参加したといいます。わたしはすっかり親近感を持ちました。

しかし、そのひとたちの名前はすっかり忘れました。
(ほんまに親近感持ってたんか?)

覚えてるのは奥さんのほうは色白のやさしい人だったけど、だんなさんの方は、おおらかなミスター神経質みたいな人だったということです。
(おおらかちゃうやん!)

参加者の国籍はさまざま。オーストラリアはもちろん、スイス、イタリア、オランダ、アメリカ、カナダ。東洋人はわたしたちふたりだけ。

でもほとんどがひとりで参加していたので、不安な気持ちはみんな同じようなものだったと思います。

満席になったバスは、出発予定時刻を過ぎても動きません。聞けば、二人遅れてる人がいるらしい。

初対面の居心地悪さを乗せたまま、バスは待つこと小1時間。ほんまにどんなヤツやねん、遅れてくるのはよう!とみんな内心思っていたとき。

「ごめんなさ~い!」とすらっとした女性が乗り込んできました。

男性陣がとたんに「まあええよ」という空気になります。

まったく、男ってのはよう!







(追記)

みなさまいつもご訪問ありがとうございます!

さいきん地震づいてる沖縄県八重山諸島及び宮古島。
きのうも地震があって、続いて津波がくるといううわさがあったとか。
でも5センチだけだったそうで、家の中にいるぶんには何も関係ないのですが。
地震そのものもゆるい揺れだったので、なんともなかったです。
メッセージで安否を気遣ってくださった方々、どうもありがとうございました。
『宮古島』と聞いて
「ああ、とりぶうは大丈夫だろうか・・」
と思い出していただけるとは、うれしい限りです。
わたしも日本のことを聞くにつけ、みなさんのことを思い出しています。
どんだけ広範囲やねん?
ていうか、あたしはどこの国に住んでるんだ?
ときどき、
「日本ではこんな出来事があるんだなあ。すごいな日本」
と琉球王国目線で考えてしまいます。
もう本土では日本人っぽく歩けないかもしれない。
宮古島では「いつ関西なまりが抜けるんだ?」と聞かれてるし、わたしのアイデンティティはどこに。
まあ、どこでもええんですけど。(なんやそれ)

さて西オーストラリアのコンチキの旅ですが、明日は自然にできたプールに行きます。
ぜひお読みください。
ちなみにトマトさんのご質問にあったコンチキの意味ですが、『CON(continental=大陸)+TIKI(ニュージーランド先住民マオリ族の言葉で“仲間”) つまり、“大陸の仲間と旅する”というのが語源』だそうです。


ではまた明日もお待ちしてますね~!
とりぶう

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コンチキ!(3)~オーストラリアの滝つぼプール~

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コンチキ!(1)から読む



遅れてきたのはきれいで感じのよいオランダ人女性と、おだやかなイギリス人男性のカップル。

厳密にいえば元カップル。別れたあともふたりで仲良く旅行するという感覚は、ヨーロッパのトイレにあるビデの使い方くらい、よくわかりません。

バスはとりあえず、最初の目的地である滝つぼのプールに向かいます。

ガイド兼運転手のマークが、このツアーのおおまかな日程と、ちょっとした注意事項を話します。

彼はこの旅行16日間ひとりで何千キロも運転するし、指示は的確だし、オーストラリア人って働き者だよなあとわたしに思わせた最後の人物でした。
(悲しい書き方するな!)

そして、このバスにはテーマソングがある、と言いました。

それはモーニングソングとして、ツアー中、毎朝バスで流されるといいます。

そう言ってかけられた音楽は、ノーモアオイルだかなんだか、よくわからない題名のよくわからない激しいロック。

朝にまったくふさわしくもなく、気分が高揚するどころの話ではありません。

でもそこそこ有名な曲らしく、いっしょに歌っている人もいます。ワオーとよろこぶ人さえいます。

わたしはお笑い番組のゲストに招かれたデーブスペクターのような、とんちんかんな気分でした。

いろんな思惑をのせたバスは、滝つぼのプールにつきました。

滝つぼのプールっていい響き。わたしの中で、爽健美茶のCMのような光景が広がります。

わたしたちはわくわくして、高い木々がまばらに生えている林のなかを歩きました。

しばらく歩いて出たところは、水たまりの親玉。

ええ~、ここ、プールゥ?オーストラリアみたいにでかい国やのに、プールは水たまり?

わたしは思わず、パンダの子どもは親に似合わずとても小さいという話を思い出しました。

西オーストラリアにはこういう自然のプールはたくさんあって、このツアー中、わたしたちは何度となく泳ぐことになるのです。

そして、この水が意外に冷たい。オーストラリアみたいな南にある国なのに、こんなに冷たいのは卑怯やで。わたしはなんで南にあるのに寒いねんな、と南極にいちゃもんをつけるおっさんみたいな心境でした。
(文句ばっかり!)

おまけに場所はオーストラリア。

「ときどきワニがいるので気をつけて。」

なんて注意されるのでした。

おい待てよ。『ワニに注意』って。『ウニに注意』と違うんやで。

子どもが池に落ちただけでそのまわりに柵ができるお国から来たわたしたちにとって、そのおおらかさは、うちのおふとん、土足でもOKと言われてるような感覚でした。

ツアー仲間はそれでもいそいそと着替えて水に入ります。ツアーに参加してるのは20人弱。その中で、女性は6人。

ひとりは妊婦(わたし)でふたりはカップル。あとの3人はみんなひとりで参加しているオーストラリア人

わたしはひそかにこの3人のうちだれかが、男性陣のうちのだれかと恋に落ちたりしないものかと、目をふしあなのようにして観察していました。
(観察できへんやろ!)

そんなわたしの乙女心を見透かしたかのように
(おばさん根性や!)、

イタリア人男性、ルカが、泳いでる人たちを見ながら「女の子たちの中では・・・」としかちくに話すのが聞こえます。

おお!来たな恋話!それでそれで!?







(追記)

みなさまいつもお読みいただきありがとうございます!

『ワニに注意』も怖いけど、『サメに注意』も怖いです。
先日。
宮古島のパイナガマビーチには『サメに注意』の看板があるということを書きました。
そのときはそんな怖いサメは来ないだろう、きっとネコザメとかそんなちっこいやつだろうと思っていました。たしかにいるのは『イタチザメ』という種類。ネコとイタチじゃそんなに変わらんなあ、と思っていました。
ところが、英名『タイガーシャーク』
ネコとトラくらいの違いがあることがわかりました。
最大7メートルにもなる人食いザメなのだとか!
ああ、こわいよ~。
クーピーちゃん、怖いサメはいないというガセネタをつかませてごめん。
沖縄では漁場を荒らすので、駆除対象になってるそうです。

さて、オーストラリアの冷たい自然のプールでも、西洋人はいたって平気。
緯度の高い地域のひとたちやもんなあ、と感心しました。
あと、妊娠6ヶ月っておなかが目立たないの?というご質問ですが、けっこうわかります。
ただ太ってるのかどうか見分けがつきにくいころなので、わたしも他人のおなかには臨月になるまで言及しないでおこうと思ってます。

明日のコンチキはルカの発言について。
気楽にお読みください!
ではまた明日もお待ちしてますね~!
とりぶう

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コンチキ!(4)~イタリア人ルカの発言オーストラリア~

テーマ : 海外旅行 ジャンル : 旅行
(558)

コンチキ!(1)から読む



イタリア人男性ルカはなにやらこそこそとしかちくに耳打ちしています。

このルカは、見た目はチッチキチーでおなじみの大木こだま。よくしゃべる上に口が悪い。

イタリア人のくせにダテ男じゃない
(べつにええやろ!)

30過ぎの男性。とても日本びいき。

わたしたちの持ち物をチェックしては、

「ああ~、こういうものを作れるのはやっぱり日本やな。」
(なんで関西弁?)

と、なぜかドイツに対するあてつけのように、しょっちゅう日本を盛大にほめるのでした。

そして、しかちくは海外ではなぜかイタリア人によく好かれます。

それはしかちくの長所が彼らと似てるからかもしれません。

ひとなつっこいけど腹黒い。気前はいいけど案外ずるい。

そういう長所が似てるのです。
(どこが長所やねん!)

しかちくとルカのひそひそ話はおいといて、わたしもすこし泳ぎました。

さいわいワニはいないようで、緑が水面にうつるプールで、みんな水しぶきをあげてはしゃいでいます。

バスに遅れてきたオランダ人女性、マルーが赤いビキニでクロールしています。

かっこええなあ~。

わたしはそれを見て、絶対クロールをマスターしようと心にきめました。

こういうところで顔をあげた平泳ぎはかっこわるい。

吉永小百合だって、毎日1キロも泳いでるっていうし。いい女はまずクロールやで。

かっこつけるための努力は惜しまない女、とりぶう。

こつこつ努力した結果、いまだにクロールはマスターしきれていません。
(努力惜しんでる!)

コンチキツアーバスに戻る途中、しかちくにさっきのルカとの会話はなんだったのか、と聞くと、

「ああ、ルカは『女の子は、マルー以外全部アウトやな』って言うてた。」

しかちくは、のほほんと言います。

まるで『いまの金本のヒット、セーフになってたけどほんまはアウトやな』みたいな、外野の目線。わたしはあきれました。

仮にも妻が十把ひとからげで侮辱されてるのに、あんたは反論もしないのか!

「ちょっと、それどういうこと!?あたしもアウトやんか!

ていうか、ルカのやつ、そんな上から目線で言えるようなやつちがうのに!」

わたしは、いまのはぜったいセーフやろ!と猛烈抗議に行くバレンタイン監督の気分。

「オレが言うたんちがうやん。だいたい、とりぶうみたいな妊婦、対象に入れたらあかんやろ。

妊婦っていうのは、お母さんみたいなもんやん。」

しかちくはあいかわらずのほほんとして答えます。まったく、なんでこの微妙な女心がわからないんだよ。

わたしは目立ってきたおなかをさすりながら、ぷりぷりしていました。

でも、月日がたつと。あんなことで腹を立てていた自分を若かったんだなあと思います。

ルカのいうことも、まあ納得。恨む気持ちはまったくありません。

それよりも、元気にやってるかなあ、ルカ、というなつかしい思いがこみ上げてきます。

そしてこう思います。

どうか、ルカがいまだに独り者でいますように!
(めっちゃ恨んでるやん!)







(追記)

みなさまいつもご訪問、コメントありがとうございます!

いったいいつまで熱帯夜が続くんだろう?と思う沖縄地方宮古島。
でも8月はカクジツに太陽の強さが7月より弱まってるような気がします。
それに気をゆるして、日曜日、イムギャーマリンガーデンというところにスノーケルにいったら、見事に日光性湿疹にやられてしまいました。
ああ、焼いても焼いても丈夫な皮膚と、食べても食べても太らない体がほしい。

ところで、ちびhahaさんのご指摘にあったように、コンチキのあのバスはまさに『あいのり』な感じです。とはいえ、『あいのり』ほとんど見たことないのですが。
妊婦って、いきなりおなかが大きくなるわけではなく、じょじょに大きくなるので、安定期になったら、わりとなんでもできますよね。

さて明日はわたしたちにはちょっと『?』な、西洋人のこだわりのおはなしです。
ぜひお読みくださいね!
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とりぶう

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コンチキ!(5)~西洋人のこだわり パンとシリアル~

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コンチキ!(1)から読む



だだっ広い西オーストラリアの移動手段は車だけ、観光客もあまりいないところです。

コンチキツアー初日の宿泊施設は小さな町の小さなモーテルでした。

朝ごはんを食べにわたしたちが食堂へ行くと、すでに何人かが食べ始めていました。

バイキング形式の朝ごはんのカウンターにならんでいるのは、パンシリアルの小箱。

わたしたちのうしろからやってきた渡辺徹に似たシドニー警察官のネイサンが歓声をあげます。

「ワオー、オレ、このシリアルめっちゃ好き!」

と茶色の小箱をとりあげます。

それにつられて何人かが、「オレはこれがいちばん」「それよりこっちがうまいって」みたいな品評会をはじめます。

え~、たかがコーンフレークやろ~?

わたしはどれでも同じような味だと思って気にせず選んでいましたが、彼らにはものすごいこだわりがあるようで、お目当てのが品切れだと「オーマイガー!」と神様まで持ち出して悲嘆にくれるのでした。

まるで数学で、『X』はぜったい『エッキス』と読む老先生みたいな、どっちでもいいこだわり。

でも、そういうのって民族とか人によってちがうものです。わたしが大トロにしようか中トロにしようか迷うのは、きっと彼らに理解できないでしょう。
(迷ったことないくせに!)

朝ごはんをすませた一行は、二日目の目的地をめざします。そこはガタガタ道を行った山の中だとか。

例の、よさがよくわからないモーニングソングがバスに流れます。町を抜け、建物がほとんどなく、まばらに草が広がる光景を見ていると、その曲もふしぎとイヤじゃなくなってきました。

途中に食べるところがないので、各自ガソリンスタンドに併設されたコンビニで昼食やらお菓子やら、いろんなものを買い込みます。

バスに乗り込み、お菓子を食べてると、前から袋がまわってきました。遠足なんかで、ひとつとってうしろに回して~、というあれです。

こういうのって楽しい。わたしは袋を受け取りました。

それはグミでした。グミかあ。あんまり好きじゃないんやけどなあ。でもこういうとき、イヤでももらってしまう名誉市民な女とりぶう。
(小市民や!)

せっかくやからひとつ、と言い訳しながら食べていると、うしろでネイサンがまたもや歓声をあげています。

「ワオー、グミ!オレ、グミ、めっちゃ好き!」

もう、あんたはお手軽感激屋かよ。

だいたい、こんなグミみたいなアメかガムかようわからんふにゃふにゃした食べもん、好きなんあんたくらいやで。

わたしが苦笑しながら見回すと、驚いたことに、またもやはじまる品評会。

「オレはグミベアが好きだ」「おお、グミベア最高」「あたしはあのほら、棒みたいなやつが好き」

という会話が、大のオトナのあいだで繰り広げられています。グミ、まさかの大人気。

わたしは、「一休って帝の子どもなのかよ!?」とおどろくちんねんさんの気持ちでした。

バスはしばらく走ると小さな町に着きました。なんと、そこから乗る人がいるといいます。それもガイドのアシスタントなのだとか。

バスが道端に止まって、ひとりの女性が乗り込んできました。

「ワオ・・・・!」

出たで感激屋のネイサン。

しかし、ネイサンの声はあきらかに響きが違っていました。







(追記)

みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます!

早いもので夏休みもあと十日。
わはははは!(なんの笑い?)
これくらいの時期になると観光客も減ってきているようです。
しかしパイナガマビーチは夕方からはけっこうな人。
宮古島は日中の日差しが厳しいので、夕方から泳ぐのが常識なのです。
そんな中、ふしぎな人発見。
大柄な外国人(たぶんロシア人)の若いお母さんと小さい子ども。
そのお母さんが浜辺でひとりダンスをおどっているのです。
きっと音楽を聴きながらやってるんだろうけど、その光景は不思議な感じです。
そしてわりと子どもそっちのけ。
そういう感覚は、ちょっと日本人にはわかりづらく、西洋人独特なのかなあ。

ところで、たえさん。冷たいプールで妊婦が泳いで大丈夫!?とご心配いただきありがとうございました。わたしの場合、ぜんぜん平気でしたが、こういうのはすごく個人差があるので、あんまりオススメはできません。いまから思うとほんとわたしも若かった。30代後半になって、体が自分を裏切るのを痛感しています。
さて明日は、乗り込んできたガイドのアシスタントのこと。
どんな人だったのか・・?
ぜひお読みくださいね!
では、また明日もお待ちしてますね~!
とりぶう

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