2008年09月20日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  スポンサーサイト小学生の家庭学習 


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小学生の家庭学習

テーマ : エッセイ ジャンル : 小説・文学
(289)

先日、実家の母から電話がかかってきて、姉の子が家庭学習の宿題をサボっていたという話になりました。

姉はそれにたいしてすごく怒ったらしく、母は、

「〇〇(姉の名前)もまじめやからなあ。子どものころは宿題サボることくらいあるわなあ。」


と孫を擁護し、わたしに同意を求めました。

「ほんまほんま。現にあたしも小学校低学年のときは、かなり宿題サボってたもん。

算数なんか、ほぼやってなかったと思う。」


と気軽に言いました。

「うそ。あんたが!?ほんまかい?」

母の声のトーンが一気にかわりました。


ちょっと、いま自分が子どものころはそんなんあるって言うたとこやんか。同意してよ。

「算数の時間なんか、当てられたらどうしよう、ってビクビクしてたわ。

万が一当てられたら『そこだけ宿題やってませんでした』ってウソついてたもん。」

とわたしは子どもらしい素直さで告白しました。

(なんでいまさら子供らしいねん!)

当時のわたしは忙しく、宿題がいやでいやでたまりませんでした。
(テレビ見てただけやん!)

好きな国語はやるものの、算数は大嫌いで、ほとんど朝学校でやっていたのです。

「なんでいままで言えへんかったんよ!」

母は今にも怒り出しそうな勢いです。


ちょっとちょっとちょっと。やめてー。いま怒る気?完全にやぶへびやん。

あたしはお母ちゃんの不安を和らげたろうと思って、封印してた過去を暴露したのに、なんでいまさら15年も前のことで怒られなあかんねん?
(サバ読むな。もっと大昔やろ!)

無理もありません。

自分でいうのもなんですが、子どものころのわたしのイメージは、『しっかり者で賢しい』。

でも、そこは自分がいちばん次女。

じつは目立つところばっかりしゃしゃり出て、こつこつ努力をしない、『ちゃっかり者で小賢しい』子どもだったのです。


母は電話口で、

「わたしそんなん知らなんだよ・・・。」

とがっくり肩を落としているようでした。まるで、子育てを間違ったみたいな落ち込みぶり。

かなわんわあ。いまさらあたしの25年間を否定されても。

(だからサバ読むな!)

その後。姉と電話する機会があり、その話になりました。

「あははは。そういえば、お母ちゃんだいぶショック受けてたわ。あのとりぶうが・・・って!」

当の姉が、子どもの宿題のことはもう引きずってないようなのに、

母だけはまだ『とりぶうの育て方間違った』と、うだうだ言ってるようなのです。

ちょっと、お母ちゃん、大丈夫よ!あなたの子育ては間違ってない。

心配せんでもあたし、お母ちゃんの背中を見て育ってる。

『どっしり者で小憎たらしい』おばちゃんになってるから!
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