2010年06月ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  となりのおじいってやつは!ショートショート『無人島でのお願い』母の電話触れてはいけない話とりぶう版『絶滅危惧種』 


となりのおじいってやつは!

テーマ : 日記 ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。

しかちくのパソコンが炎上してから数日。

さっそくパソコンをネットで注文しましたが、5日たってもまだ届きません。

これが離島のシュクメイ。

まあ、のんびり待つしかないのですがね~。

宮古島から千葉に送ったものは二日で着いたのによ~、とこころの片隅でぼやいてしまいます。


さて、ひさしぶりにとなりのおじいのことですが。

おじいは奥さんが亡くなってから、ときどき得体のしれないものをうちにおすそ分けに来ます。

タッパーに入ったカレーだとか、封を切った5キロ入りのお米、5分の4とか。

先日は、「わたしには小さすぎますよ」と言って靴とぞうりを持ってきました。

「え~~(めっちゃいらんし)」

と不満顔を玉置浩二の恋愛のように、あからさまに表明したのですが。

「子どもに!子どもにはかせなさいよ!」

とおじいは有無を言わせずわたしに押し付けます。

そしてええもん与えてやったみたいな満足顔で去って行くのでした。

も~、いらんのになあ、と思って袋の中を見てみると。

ちょっと、おじい!

これ、死んだ奥さんの履き古した靴やんか!!

それほど古くはないものの、履いたあとは歴然。

まったくおじいのやつめ。

奥さん幽霊になって出てきたら、あれ?わたしの履き物がないわ~っていうて、うちに来るやないか!

いや、幽霊やから足がないから履き物はいらんな。

なんてばかげたことを考えてしまうことからして、腹立つわ~。

わたしは袋をそのままゴミ箱に直行させながら、ぶつぶつ文句を言っていたのでした。


腹立ちついでに思い出したのですが。

この間。

おじいがなにやら手伝ってほしいと呼ぶので行ってみると、庭に数本、杭を打って、そこを棒でつなぎたいのだが、紐を結ぶのがひとりではできないため、手を貸して欲しいというのでした。

わたしは少々忙しかったものの、そこはお人よしのとりぶうさん。

笑顔で手伝ってあげたのでした。

おじいは手伝いのものには横柄で、「もっと上!」「もっと下!」「よし!」とか命令するので、けっこうむかっときたのですが、おひとよしのため、黙っておきました。

そうして、数日後。

あの棒は役に立ってるかな~、とおじいの庭を見ると。

あとかたもなし。

棒どころか、杭もきれいに取り去られています。

おいっ!

おじいっ!

どういうことやねん!結局何がしたかったんや!

それよりあたしの労働をかえせっ!

ムカムカきたので、おじいに会ったときに、

「おじい、結局、棒いらなかったわけ?」

と聞くと、

「はあ?」

とお得意の耳が遠いのでわかりません攻撃をかえされました。

まったくいっつもいっつもやりたい放題で、煮ても焼いても食えないおじいやで。

くやしいのでなぞかけ。



おじいの庭とかけまして。

おじいの生き方、とときます。



そのこころは


クイはない。



さて、少々コメント返しが遅れていますが、これも離島のシュクメイ。(どこが?)

しばらくお待ちくださいね。

では、また~。

とりぶう

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ショートショート『無人島でのお願い』

テーマ : ショートショート ジャンル : 小説・文学
(679)

「明日流れてくる汚い花瓶。

それには たったひとつの願いごとを叶えてくれる 大男の魔人が はいっておるじゃろう・・・・」

老人は笑いながら消えていった。

「・・・はっ!・・・はあ、夢か・・・」

男は起き上がった。

「無人島生活も今日で7日・・・」

男はテントから出て、棒切れを1本、砂の上に立てる。

そこには7本の棒切れが立っている。

それは男がこの島で過ごした日数だ。

「家に帰りてえ・・・日本に帰りてえよ・・・」

男は若干 しぼんできたおなかを 両手でさすりながら泣きそうな声で言った。

ダイエットのため、太平洋にうかぶこの無人島に来た。

『無人島ダイエット』という本を出版しようともくろんだのだ。

出版社に何度もかけあって、ようやく最低限の取材費を捻出した。

150キロの巨体を無人島生活で半分にするという企画だった。

期限は1ヵ月。

1ヵ月経つまでむかえには来ないでほしいと、かたく言っておいた。

しかし、男はすでに挫折しかかっていた。

通信機器はない。

あるのはヘルスメーターと紙とエンピツ。最低限の食料。

「だいたい、こんなしんどいことに耐えられるくらいだったら、太ってないんだよ」

ぶつぶつ言いながら、男は海に向かう。

食料となる魚をとるために網をしかけてあるのだ。

「ああ、帰りてえよ。帰って思いっきりラーメン食いたい。

なんでこんな企画出しちまったんだろう?

ああ、オレはバカだ。

そもそも太っててどこが悪いってんだ?

ああ魚なんか もううんざりだ!」

男は力まかせに網を引っぱる。

網には小魚が数匹と汚い花瓶が入っていた。

「なんだこれ?

・・・こ、これ、まさか、か、花瓶!

マジかよ!あれって、正夢だったんだ!

やった、これで帰れる!日本に戻れるぞー!」

男はガッツポーズもそこそこに、花瓶に向かって言った。

「魔人さん、お願いだ、すぐに日本に戻して欲しいんだ!頼みます!」

花瓶はちょっと揺れて、中からしゅるしゅるっと大男の魔人があらわれた。

「は~い、ご主人様!すぐに日本に戻して欲しいんですね?お安い御用!」

魔人はそういうと大またで歩きだした。

「ありがとう!ありがとう!オレ、こんなうれしいことないよ!

日本に戻ったら、まじめにきちんとダイエットするよ。

こんなキワモノっぽいやり方じゃなくってさ。感謝するよ、魔人さん!」

男は涙ぐみながら、魔人のうしろをついてゆく。

魔人は男のテントの横まで来るとしゃがみこんだ。

「今、棒は7本立ってますね。じゃあ5本抜いてっと。

さ~あ、これで2本に戻りましたよ!

あなたのたったひとつの願いは叶えられました。よかったですね、ご主人様!

まじめにダイエットがんばってくださいね~!」

魔人はうれしそうにそういうと、しゅるしゅるっと花瓶の中に戻っていった。

「・・・えええ~~!!2本って、うそだろ?うそだろ?ちょっと待ってくれよ!

きたねーぞ、魔人!このやろ~!あああ~~・・・頼む、頼む、もう一回チャンスをくれよ~!!」





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母の電話

テーマ : 日記 ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。

この間、実家の母から電話がかかってきたとき。

「ええっ?うん、うん、・・・・・う~ん・・・・・」

と深刻にだまりこんだわたしを見て、しかちくは考えました。

これはきっと とりぶうの妹に何かあったにちがいない。

いや、お義母さんの体の調子か?

など、悪い予感が 阿波踊り のように心の中を踊っていたといいます。(むしろ楽しそうや)

さわぐ子どもたちにも 「しっ!いま和歌山から深刻な電話かかってきたから」 と人差し指を立てて 静かにするよう言います。

わたしの声はさらに深刻さを帯びてゆきます。

「・・・う~ん・・・それは難しいなあ・・」

それを聞いたしかちくは、きっとだれかが急病になって すぐ帰って欲しいと言われてるに違いないと確信。

さらに聞き耳をたてます。

聞こえてくる情報は『遺言』だの『死ぬまぎわ』だの、縁起でもない言葉ばかり。

さあたいへんだ、としかちくの心の中は 太極拳 のように激しく動き回りました。(めっちゃゆっくりやん!)

電話を切ったわたしに しかちくはあわてて聞きにきました。

「どないしたん!?だれかどっか悪いんか?」

「はあ?べつに」

「じゃあなにをそんなに深刻に考え込んでたんや?遺言とか死ぬまぎわとか」

「ああ、短歌」

「なんやそれ~!」

そうなのです。

実家の母は短歌の会に通っていて、そこに出す短歌の批評をしろ と電話をよこしたのでした。

「あんたどう思う?この短歌、あかんか?下の句のできがいまいちか?どうしたらええ?」

すがるようにわたしに批評を求めます。

父の三回忌にあたっての思いを歌にしたということでした。

母は『とりぶうは短歌わかるやろうし』というおだても忘れません。

おだてと甘い誘いには乗る女、とりぶう。

さっそく上から目線で母の短歌の批評をはじめました。

しかし、身内の批評というものはたいがいが不必要に辛口。

バーモントカレーの激辛みたいに、そこまで望まれてないのに的な辛さがあります。

そうして批評されるほうも、身内に対してはあんまり素直に聞けないもの。

『とりぶうは短歌わかるやろうし』が、だんだん『とりぶうに何がわかる』みたいなムードになってゆきます。

そしてわたしが電話の前で「・・・う~ん難しいなあ」とうなるたび、母はほめポイントをプッシュ。

批評ではなく、暗にほめろという口調。

わたしは意地でもほめるもんかという構え。

そんな親子のつな引きが続き、わたしの口調はだんだん深刻さを帯びてゆくのでした。

しかし、15分後。

なにごともなかったようなあっけらかんとした声で、母は言いました。

「まあ、このままで提出しとくわ」

「なんやそれ~!」

散々悩んだあげくこれかい!

結局わたしの批評はいらんかっ短歌~!(だじゃれもいらん!)



教訓 批評してと言われたら とりあえず ほめよう

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触れてはいけない話

テーマ : 日記 ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。

小6の娘が言うには、「クラスの半数の女子が嵐のファン」だとか。

すごいですね。嵐人気。

先生(40代の女性)まで嵐ファンだと言ってるらしく、わたしも負けじと言いました。(なんの見栄?)

「お母さんだって、子どものころから『あらしファン』やで」

「うそや。お母さんより嵐のほうが年下やのに!」

「お母さんの場合は『ゲームセンターあらし』やけどな」

「なにそれ」

覚えてらっしゃいますか、ゲームセンターあらし。

1980年代。

一世を風靡しかかった(微妙やな)、あの伝説的漫画。

わたしは特にファンでもなかったのですが、娘を煙に巻きたいがために、こんなウソまでついてしまいました。

母親業って楽しい。(母親のすることか!)

さて。

さいきんくだらないことを考えていて、ふと思いついたネタです。

さだまさしの『関白宣言』のメロディーにのせて読んでください。



『触れてはいけない話』



中年女の 二の腕問題 

それは決して 触れてはいけない

本人だって ど~うすることも 

できないのだから

触れてはいけない



服を着た犬 そっとしておけ

ほめたら最後 自慢されるぞ

うちの子これで 神経質なのとか

どうでもいいから

触れてはいけない



最新機器には 触れてはいけない 

迷路にまよい込むようなもの

『教えて』という媚び 許されるには 

若さがいるから 

触れてはいけない



老人たちの 自慢話の 

誇大妄想 触れてはいけない

彼らが覚えてる 正確な情報 

あなたが横やり 

入れたことだけ



わすれて~ くれるな~ 

この世は~ 触れてはいけないことだらけ~

苦笑い~ しながら~ 

見てみぬふりで~ まるくおさまる~





また触れてはいけない話を思いついたら書きます。


それではまた~。

とりぶう


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とりぶう版『絶滅危惧種』

テーマ : 日記 ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。

合理的なことが何よりも好きな夫、しかちくは、返信用封筒に『〇〇社行』と書かれていた場合。

ふつうは『行』を斜線で消して、『御中』と書き添えますが、

『行』を無理やり『御』に変えて、下に『中』を書きます。

斜線で消すほうが 速いと思うのですが、本人は『うまくできた』と悦に入っています。

しまいには、『最初から封筒に御中って書いといてくれたらええのに』と、ぼやいています。

彼の辞書では 『礼儀作法』と『一般常識』は もはや『絶滅危惧種』の欄に書かれていることでしょう。

ということで。

日本から消えつつある絶滅危惧種について考えてみました。

気楽に読んでください。



絶滅危惧種①

 『和式じゃないとトイレができない女性』

(平成初期までは主流だった彼女たちだが、いまや希少種に。それとともに用を足しながら水を流す行為も激減中。)



絶滅危惧種②

 『腹巻きのおっさん』

(地球温暖化のため、冷え対策の必要がなくなってきたため、腹巻が衰退。しかし、これは見た目のデータであり、じつは隠れ腹巻も多数存在するという報告もある。)



絶滅危惧種③

 『ねるとんパーティー』

(『婚活』ということばの流行により、急速に衰退。『ねるとん紅鯨団』を知ってる世代がもはや『ねるとん』を必要としない世代になってしまったとの説もある。)



絶滅危惧種④

 『自分のことを「わたし」と呼ぶ小中学生女子』

(普段自分のことを『わたし』もしくは『あたし』と呼ぶ小中学生女子は2010年度とりぶう調査では、0パーセント。彼女たちは自分のことを 自分の名前 もしくは『うち』『じぶん』などと呼ぶ。ちなみに男子はほぼ『オレ』。)



『ごはん(あるいは調味料)をもらいに来るお隣さん』も入れようかと思ったのですが、わたしのまわりに いまだきっちり存在するため、見送りました。

そうです。

となりのおじいは たまに ごはんをもらいに来ます。



このほかにも こんなのがあるよ~ というのがあれば、ぜひ 教えてください!

このコーナーはあなたの投稿によって成り立っています。(全部自作やろ!)

それではまた~。

とりぶう

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