2011年03月ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ダンボール棚初めての給食主食系男子ナマケモノ日記ととりキャラ最初が最高の法則 


ダンボール棚

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

きょうは気分が江戸っ子なので、そのつもりでお読みください。




あたしゃね。

むかしっから、無性に部屋の片付けをしたくなるときがあってね。

こういうことは、女なら、だれしも経験あるとおもうんだけどさ。

ここに棚があったらいいなあ、なんて思い立つときが一年に1、2回あるってわけさ。

それでね。

亭主のしかちくに言ったわけさ。

「ここに棚が欲しい」

とさ。

すると、亭主しかちくは、

「あかん。そんな思いつきでいっつもモノを増やそうとする。

次々増えるばっかりやぞ。もっと片付けをきっちりやったらええんちゃうか」

みたいなことを言ったわけさ。

あたしゃ一瞬、今畜生め、しかちくしょうめ、と思ったけどね。

よく考えると、なるほどそれもそう棚、そのとおり棚。

と思ってね。

金のかからないダンボールで棚を作ろうと思い立ったわけさ。

さっそくダンボールを集めた。

これは我ながらいい思いつきだと思ったよ。

思い立ったが吉日。

あたしゃ この言葉が大好きだよ。

ところでこの言葉で思い出したんだけどね。

『思い立った が 吉日』 なのか 『思い立った ら 吉日』 なのか、

どっちが正しいのか、高校のころ論争になってね。

たしかテストに出たんだよ。

で、あたしゃ、間違えたんだよ。

あのとき二度と間違えないと誓ったけどさ。

覚えてるのは間違ったってことだけでさ。

どっちが間違いだったのか、忘れちまったよ。

ほんに知識は屁のようなもんさ。

テストで思い出したんだけどね。

中学の国語のテストで『冬瓜』の読みを書かせる問題があった。

これにはみんな、頭を抱えたね。

なにしろそれまで冬瓜を食べたことあるやつなんていなかったからさ。

スキーに行ったことがあるやつと同じくらいの少なさだったろうね。

テストが終わってから、あれはなんと読むんだ、という論争になったよ。

『ふゆうり』『とううり』『ふゆつめ』、いろいろ出たよ。

だいたい、『つめ』って言ってるやつはその時点でアウトだけどね。

ひとりの子が

「あれはたぶん『とうがん』って読むと思う」

というもんだから、みんなポカンとした。

なんだよ、とうがんって。

金田一さん、あんた、この人が犯人ってそりゃないでしょうよ

と突っ込む警部みたいな気分だったよ。

先生に聞くと、たしかにあれは『とうがん』と読む。

というじゃないか。

おまけに、冬の瓜と書くくせに、夏に出来るというじゃないか。

なんですと?

金田一さん、アリバイがあるのに犯人ですかい?

という気分だったよ。

閑話休題。

ダンボール棚に戻るよ。

あたしゃね。

下手の横好きを地で行く人間でね。

なんでも手作りしたがるわりには、工作が異常に下手でね。

小学校のころ、工作があんまり下手くそなもんだから、出来あがったのを先生に見せて絶句させたことがあるよ。

「とりぶう、ほんっまに これで完成でええんか?」

と何度も念を押された。

あたしゃ「はい」と胸をはって答えた。

あきらかに間違ってるのに自信満々に『ファイナルアンサー』って答えるやつ、いるじゃないか。

ああいう感じだったと思うよ。

そういう腕前なもんだから、あたしゃ今回ばかりはしかちくをもあっと言わせるものを作ろうと心に決めた。

だいたいあたしゃ、早く作ることに精力を注ぎすぎて、丁寧さにかける。

あと、正確さと辛抱強さにもかける。

それらを克服してやろうじゃねえか、と思ったわけさ。

棚を作るにあたって、あたしゃネットで作り方を検索したよ。

簡単に作れてかっこいい棚。

適当なやつが見つかったので、すぐに作りはじめたのさ。

作り始めて十分もたつと、さっそく飽きてきた。

丁寧にも限界が見え始めたよ。

自分なりのアレンジをくわえ始めた。

経験上、自分なりのアレンジをくわえてうまく行ったためしはない。

なのに今回はうまくいくと思ってしまうんだな。

毎回。

そうして30分後。

匠の技は完成したよ。

やっつけ仕事でやったわりには、なかなかのデキだった。

あたしゃさっそくモノを並べて、しかちくに報告したよ。

しかちくはあっと驚いたね。





ダンボール棚 2011 3・1




すでにかたむいてる。

すでにこわれかけのオーラが出ている。

横から見ると、平行四辺形だった。

それでもけなげに立ってる棚。

かわいいじゃねえか。

あれから3ヶ月以上たつけど、かたむきはますます厳しくなってきたけど、まだ立っている。

こうなったら崩れ落ちるその日まで、見届けてやろうじゃねえかって気になるのさ。

ま、こういうことがあるとつくづくあたしゃ、思うわけさ。

あたしゃ、江戸っ子じゃねえ、ただの農民出身さ。

工作より、耕作のほうが得意だってね。



それでは~


とりぶう
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初めての給食

テーマ : 日記 ジャンル : 日記

みなさんこんにちは。

子どもが学校から持って帰ってくる連絡プリントは、たいていさらりと読んで終わりですが。

一枚だけ、毎月とても楽しみにしているものがあります。

それは給食の献立プリント。

小学校のころから給食を一度も食べたことのないわたしにとって、それは未知の世界。

子どものころは偏食がちだったわたしのことだから、実際、給食があったらしんどい思いもしたでしょうが、未経験のことはバラ色に見えるもの。

子どもたちがうらやましくてたまりません。

とくに三月は卒業シーズンだからなのか、ものすごく豪華です。

ハンバーグが月に二回も!

スパゲティナポリタン!

ヤキソバ!

マーボー豆腐!

読んでるだけで大騒ぎ。

わたしが食べるわけでもないのに、勝手にウホウホしています。

そんなわたしが一度だけ、給食を食べるチャンスがありました。

娘のクラスで親子給食会なるものがあり、保護者のかたといっしょに給食を食べる というステキな会合が催されたのです。

わたしは大喜び。

何日も前から、献立を念入りにチェックし、その日が来るのを待ち構えました。

その日の献立は、

<ヤキソバ、ハムチーズサンド、酢の物、デザート>

ヤキソバとサンドイッチって!

栄養上いいのか悪いのかわからんけど、豪華なことは間違いない。

いわしの梅煮がメインの日じゃなくてよかった。

わたしは想像で何度も夢見た給食配膳のシーンを、自分が実際に体験できるという喜びでわくわくしていました。

当日。

朝から、「今日はお母さん、給食食べにいくから!」と弾んだ声を娘に投げかけ、その時間が来るのを待ちました。

時間より少し早めに行くと、すでにもう何名かの保護者がいました。

猛者どもです。

何気ない顔つきで、外を眺めたり壁の張り紙を眺めたりしているけど、心の中はヤキソバとサンドイッチでいっぱいの猛者たちです。

わたしも負けじと張り紙を眺める風を装いました。

そのうち次々と保護者は現れ、世間話を始めます。

わたしも

「あれ、髪切った~?」

なんて話を、うわの空でしながらも、心の中はヤキソバとサンドイッチでいっぱいでした。

いよいよ給食の時間になり。

階下から子どもたちが大きな鍋やら食器入れやらを運んできます。

よ、待ってました!

わたしは心の中で拍手喝さいでした。

子どもたちてきぱきと配膳をすすめてゆきます。

先生が、

「それでは保護者のかたがた、順番にどうぞ!」

と高らかに宣言するやいなや、猛者たちはいっせいに押し寄せました。

と、いうことはなく。

猛者たちは給食経験者の余裕からか、お先にどうぞという おずおずした態度すらかもしだしていました。

いそいそ という形容詞をまとっていたのは、明らかにわたしだけでした。

わたしはトレイを手にし、お行儀よくやきそばや酢の物を入れてもらいました。

ああ、楽しい。

毎日給食っていいなあ。

もうちょっと入れて欲しいけど、娘の手前、恥ずかしいことはできんなあ。

などとにやにやしていると。

驚いたことに、メニューになかったカツらしきものがありました。

うっひょ~い!

サプライズ、最高~!

心の中でイジキタナインたちがウエーブを起こしました。

ところが。

待てど暮らせどサンドイッチがやってきません。

おい、サンドイッチはどこだ、サンドイッチをよこせ!

率先して暴動を起こそうかと思っていた矢先。

娘がカツを指して、

「これがハムチーズサンドらしいで」

というじゃありませんか。

ちがうで、それ。それはサプライズプレゼントのカツやで。

わたしはうろたえました。

それじゃあ、なにかい?

ヤキソバとこのカツと酢の物だけで一食済ませろというのかい?

とたんに心細くなりました。

まわりの人たちはみんなハムチーズサンドをカツとしてなんの問題もなく扱っています。

わたしひとりだけ、

『ら抜きことば』は認めんからな! 

と息巻いているいかめしい教育者みたいな具合になってきました。



初給食 2011 3・2



ショックは顔にも出ていたと思います。

それでも気を取り直し、娘と向かい合わせで座り、初給食を「いただきます!」とともに食べ始めました。

食べ始めると、さっきまでサンドイッチをよこせと思っていた気持ちも徐々におさまり、このハムチーズサンドとやらも、これでなかなかいい仕事してるじゃないか、などと褒め称える余裕すらでてきました。

ヤキソバは思ったよりもしっかりした味付けでおいしく、酢の物は大人にはちょっと甘めに感じられました。

あっという間に給食を食べ終わり、周りを見回すと。

だれひとり食べ終わっていません。

トライアスロンをやってるというあきらかによく食べそうなお父さんすら、まだ途中。

なのに娘さんに、

「お父さん、食べるの早すぎ~」

と突っ込まれています。

わたしは恥ずかしいような、誇らしいような気持ちになりました。

なにぶん初給食だったので、時間配分がわかっていなかったと思われます。

もっと味わって食べればよかったと、いまだに悔やんでいます。

わたしの後悔は食べ物がらみがとても多いです。

そして。

家に帰ってから、娘が「お母さんの感想」なるものを書くのが宿題だ、というので、思ったことを書きました。

ハムチーズサンドがサンドイッチじゃなかったというのがとてもショックだったことも。

それを読んだ先生は大笑いしたそうで、後日配られた学級通信にもそれが載せられていました。

いい経験になった給食でした。



さて問題。

ハムチーズサンドがカツだとわかったときのわたしのショックはどれくらいだったでしょう?

1から10までの数字でお答えください。



それでは~


とりぶう
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主食系男子

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

きのうけっこう大きな地震があり(震度3)、いよいよ手作りダンボール棚が壊れるか!?

と危ぶんだのですが。

平行四辺形をさらにひしゃげながらも立っていました。

思ったより、免震もばっちり棚。


さて、きのうの記事の最後の問題。

給食のハムチーズサンドが サンドイッチじゃなくてカツだとわかったときのわたしのショックは 数字でいうとどれくらい?

という問題ですが。

給食だけに 『9』ショック。

といういつもながらのダジャレオチでした。

ふはははは。

いろいろ考えていただきありがとうございました!

いまどき給食食べたことないというのは、日本の中でもかなりの少数だと思うのですが。

もっと少数派であろうと思われるへんてこなきまりが我が小学校にはありました。

へんてこな江戸弁でお伝えします。


あっしたちの通ってた小学校ではね。

遠足のお菓子、禁止だったんでさぁ。

え~、そりゃないよ~!

ね?おまえさんもそう思うだろ?

遠足っていやあ、何が楽しみって弁当とお菓子ときまってらぁ。

それを、だよ。

体力づくり推進だかなんだかわかんねえんだけど、お菓子禁止とは、おったまげたよ。

先生、バナナはいいんですか?

ってお決まりのせりふをはくやつもいたんだけどね。

しまいにゃあ、バナナも食べすぎ禁止、とか、

チンパンジーが聞いたら歯ぐきむき出しにしそうなことまで言い出しちまった。

それでもあっしたちゃあ、けなげに従ったよ。

けなげに従ってるもんだから、学校側は調子づいちゃってね。

ふだんの弁当にまで口出ししにきやがったんでさぁ。

小六のときは、毎週金曜日は『いりこ弁当』の日。

小魚の『いりこ』をごはんの間に挟んで、あとは梅干しのみ。

戦時かよ。

体力づくりがかえって栄養バランス悪いんじゃねえか、てな具合さ。

大人ってえのは、ノスタルジックが過ぎるととんでもねえゴリオシをすることがあるからアブねえアブねえ。

それで体力ついたのかって?

ま、どんな食事をしてたって、ある程度は成長ホルモンが助けてくれんじゃあねえのかい。

一応、すくすくとは育ったよ。

そこいくと最近は給食もごちそう。

家でも外でもいいもん、いっぺえ食ってっからそれこそ、遠足のお菓子はいらねえわな。

そう思ってんだけど、お菓子は遠足の華。

なくすのもかわいそうじゃねえか。

あっしはお菓子、賛成派だけどね。

そうそう、その遠足のお菓子の話。

うちのせがれのカメ氏の話なんだけど。

まあ聞いとくれよ。

せがれのカメ氏は明日遠足に行くんだけどね。

遠足のお菓子を持っていくにあたって、友達と協定を結んだってえんだ。

お菓子の割り当てがあって、カメ氏は『かたあげポテト』担当になったらしい。

そこまではいいよ。

そこまではいいんだ。

で、ほかの友達は何をもって来んだい?

って聞いたらね。

カメ氏は言ったよ。

「ぼくは『かたあげポテト』、〇〇は『ポテトチップス』、××は『カラムーチョ』、△△はドーナツ」

おいおい、てえへんだ、炭水化物ばっかりじゃねえか!




主食系男子 2011 3・3




おめえさんたちに『主食系男子』の称号を与えるよ。

まったく、男子ってえのはときどきとんでもねえバカな行動に出ちまうから、おもしろいんだけどよ。

ここでなぞかけ。


こんな男子たちを連れて遠足

とかけて

高校野球の開会式

ととく

そのこころは


どちらも せんせい(先生・宣誓)するのはドキドキもんだよ

てえことで今日はこのへんで



それでは~


とりぶう
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ナマケモノ日記ととりキャラ

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

この間から天気がよく暑かったため、ダウンジャケットを洗いました。

宮古島でもダウンいるの!?

と驚いた全国23人のみなさん。

いるんですよ。

幽霊くらい、いるんですよ。

いると思う人にはいるし、いないと思う人にはいない。

ダウンもいる人にはいるし、いらない人にはいらない。

わたしは完全にいる派です。

ちなみに幽霊はいない派です。

とりぶう、あほや。

幽霊は絶対いるのに。

と思ってらっしゃる方。

死んでも「ほ~ら、幽霊じゃ~」とわたしの前には現れないで下さい。

寒がりの怖がりです。

それはそうとダウンですが。

洗って後悔です。

行列にならんでまで食べた評判のラーメンを、あまりにもおなかが空いていたため、ほとんど味わうことなく食べてしまったくらいの後悔ですよ。

今日の寒いこと!

ダウンをもう一度洗うのが嫌さに、パジャマの上に羽織るガウン(半纏?)を着て出かけてやろうかという勢いです。

半纏が外出着として流行るといいのにな~。

以上、ナマケモノのつぶやきはこれくらいにして。

またまた『とりキャラ』です。






とりキャラ 5・6 2011 3・4



<とりキャラNo.5>

『セキセイピン子』 ~すくわかさん作~

シャネルシャネルしたインコ。ピンクのスーツ姿。
ピー子ちゃんと間違って呼ばれることを嫌がる。
「あたしゃオカマじゃないわよ!」というのが口ぐせ。



<とりキャラNo.6>

『鳥っ九』 ~自作~ 

自称トリックが得意な鳥集団。
一羽に見えて実は九羽、という持ちネタがあるが、さいしょから九羽に見えているためウケたためしなし。
リーダー争いが絶えない。



すくわかさんどもうありがとうございました!


みなさんも、こんなのどうや~と思われたら、ぜひ教えてください!

勝手に絵にしてしまうかも~!

それでは~


とりぶう
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最初が最高の法則

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

今日はわたしのたてた仮説をご披露したいと思いますので、講演会風にお送りします。



え~。

それではまず最初に、ある夫婦の主張をお聞きください。


妻: わたしはよかれと思って買ってきたんです。

   夫がポテトチップス好きなことは重々承知しています。

   でも毎度毎度『うすしお』じゃ飽きるでしょ?
  
   現に、わたしは『うすしお』ってそれほど好きでもありませんし。

   だから新しく出たものを試したくなるんです。

   バターしょうゆ味とか、フレンチサラダ味とか。

   なのに夫は嫌がるんですよ。

   どうして『うすしお』じゃないんだって。   
 
   あの人はどれだけカルビーが新しい味を開発しようとも、びくともしません。

   うすしおオンリーなんです。

   ほかのことはそれほどこだわらないのに、味に関してはすごく保守的なんです。




夫: ぼくはポテトチップスが好きですが、うすしお味が大好きなんです。

   ほかのはふつうです。

   いくらカルビーさんが新しい味を開発しようとも、冒険しようという気にはなりません。

   コンソメパンチが出たときにそれは確認ずみです。

   どんな味が出ても、結局はカップヌードルはふつうのがいちばんおいしい。

   それといっしょです。

   だからポテトチップスが食べたいといったら、うすしお味が食べたいんです。

   ほかのじゃ食べた気になりませんからね。

   保守的というよりは、最高をいつも求めている、ということです。



こういったすれ違いは普段の生活でよくあることですね。

ちなみにこれはわたしの姉夫婦の会話を再現したものなんですが本人たちの了承を得ていないので、あとで文句言われるかもしれません。。

さて、一見ささいな主張に思えますが、実は奥の深い真理をはらんでいるのです。

それは『最初が最高の法則』!

だだん!

なにも食べ物だけに限ったことではありません。

あなたにお聞きしますよ。

ご自分の胸に手をあててよ~くお考え下さい。

ポテトチップスのうすしお派のあなた、あなたはつきあった相手はずばり、似たような人ばかりだ!

そして、パートナーにはよく文句を言われる!

ね?

どうです?

あなたもそうでしょ。

あなたはちがう?

ほんとにうすしお派?

・・・・・あ、そう。

では次に、ポテトチップスでは次々に違う味をためしがちだという方。

常に理想の相手を求めるあまり、相手のあらが見えてしょうがない!

だからパートナーに関しては文句を言いがちだ!

どうです?

あたってるでしょ?

え、そうでもない?

あなたほんとに非うすしお派?

逆にコンソメパンチオンリーだって?

・・・・あ、そう。


え~、とりあえずですね。

わたしが言いたいのはですね。

恋愛などにおいてですね。

一番最初に出会った人がわりと最高だ、と思うひとと、そうではないと思うひとがいるということですよ。

『一番最高』派は、あなた色に染められることがわりと平気なんですよ。

むしろ、染められることが楽なんですね。

自分が好きになった人の要望にこたえる。

これがしあわせなことなんです。

がんばっちゃおう、と思うことなんです。

おまけにポテトチップスやカップラーメンなんかの食べ物は、一番最初はスタンダードですよ。

その後の指針となるべくノーマルなやつが出てくるでしょ?

だから実際、ふつうにおいしいんです。

とびぬけておいしいって思わなくても安心するんです。

男性にありがちなんですがね。

安心がほしいんです。

このご時世、どこに落とし穴があるかわかんない。

ポテトチップスで不安にされちゃたまんない、ってことなんです。

彼らは思います。

そこ、冒険するとこじゃないでしょ、って。

ひるがえって。

うすしお派じゃない方々は、単に塩辛いのが苦手だと思ってらっしゃるかもしれませんが。

そこが安心との分かれ目です。

塩。

古来より、これは基本中の基本の味。

しょうゆよりもずっと昔からある味です。

この基本の味は、万人に安心感をもたらせます。

ところがですね。

安心。

理想を追い求める人間からしてみると、これほどやっかいなしろものはないのです。

安心に腰かけてると、いつからか退化は始まっている。

進化しなければ、理想には追いつけない。

おまえら、コタツでぬくぬくしてる場合じゃねえぞ、という危機感をつねに彼らは感じているのです。

理想に燃えたこういう方々は、いまでは女性に多いようです。

それでですね。

わが家の場合では、完全に妻であるわたしは『うすしお派』で、夫であるしかちくは『冒険派』なんですよ。




ポテトチップスうすしお 2011 3.7



わたしはですね。

ほぼ最初のオトコであるしかちくに安心感を求め、彼のいいなりになってるとこがあるんですけれどもね。

夫であるしかちくは、理想を追い求めるあまり、ちょくちょくわたしに文句を言いますよね。

きっと、このような文章を書くと、

「おい、とりぶう、いい加減なこと書くな」

と文句言われますよ。

でもね。

理想を追い求める人は、ときどきふっと思いきった行動にでるので、いい子にして聞くことにしてますよ。

世の中のだんなさんが、「離婚してください」と妻に言われて寝耳に水だってことも、この法則に当てはまっているのだと思いますよ。

だからね。

文句言われてるうちが華。

なんにも言わなくなったら、こわいよ~。

ご清聴ありがとうございました。


それでは~


とりぶう


<追記>

ここのところ、少し立て込んでいてコメントのお返事がおくれてます。

徐々にお返ししますのでお待ちくださいね!

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