2011年03月07日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  最初が最高の法則 


最初が最高の法則

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

今日はわたしのたてた仮説をご披露したいと思いますので、講演会風にお送りします。



え~。

それではまず最初に、ある夫婦の主張をお聞きください。


妻: わたしはよかれと思って買ってきたんです。

   夫がポテトチップス好きなことは重々承知しています。

   でも毎度毎度『うすしお』じゃ飽きるでしょ?
  
   現に、わたしは『うすしお』ってそれほど好きでもありませんし。

   だから新しく出たものを試したくなるんです。

   バターしょうゆ味とか、フレンチサラダ味とか。

   なのに夫は嫌がるんですよ。

   どうして『うすしお』じゃないんだって。   
 
   あの人はどれだけカルビーが新しい味を開発しようとも、びくともしません。

   うすしおオンリーなんです。

   ほかのことはそれほどこだわらないのに、味に関してはすごく保守的なんです。




夫: ぼくはポテトチップスが好きですが、うすしお味が大好きなんです。

   ほかのはふつうです。

   いくらカルビーさんが新しい味を開発しようとも、冒険しようという気にはなりません。

   コンソメパンチが出たときにそれは確認ずみです。

   どんな味が出ても、結局はカップヌードルはふつうのがいちばんおいしい。

   それといっしょです。

   だからポテトチップスが食べたいといったら、うすしお味が食べたいんです。

   ほかのじゃ食べた気になりませんからね。

   保守的というよりは、最高をいつも求めている、ということです。



こういったすれ違いは普段の生活でよくあることですね。

ちなみにこれはわたしの姉夫婦の会話を再現したものなんですが本人たちの了承を得ていないので、あとで文句言われるかもしれません。。

さて、一見ささいな主張に思えますが、実は奥の深い真理をはらんでいるのです。

それは『最初が最高の法則』!

だだん!

なにも食べ物だけに限ったことではありません。

あなたにお聞きしますよ。

ご自分の胸に手をあててよ~くお考え下さい。

ポテトチップスのうすしお派のあなた、あなたはつきあった相手はずばり、似たような人ばかりだ!

そして、パートナーにはよく文句を言われる!

ね?

どうです?

あなたもそうでしょ。

あなたはちがう?

ほんとにうすしお派?

・・・・・あ、そう。

では次に、ポテトチップスでは次々に違う味をためしがちだという方。

常に理想の相手を求めるあまり、相手のあらが見えてしょうがない!

だからパートナーに関しては文句を言いがちだ!

どうです?

あたってるでしょ?

え、そうでもない?

あなたほんとに非うすしお派?

逆にコンソメパンチオンリーだって?

・・・・あ、そう。


え~、とりあえずですね。

わたしが言いたいのはですね。

恋愛などにおいてですね。

一番最初に出会った人がわりと最高だ、と思うひとと、そうではないと思うひとがいるということですよ。

『一番最高』派は、あなた色に染められることがわりと平気なんですよ。

むしろ、染められることが楽なんですね。

自分が好きになった人の要望にこたえる。

これがしあわせなことなんです。

がんばっちゃおう、と思うことなんです。

おまけにポテトチップスやカップラーメンなんかの食べ物は、一番最初はスタンダードですよ。

その後の指針となるべくノーマルなやつが出てくるでしょ?

だから実際、ふつうにおいしいんです。

とびぬけておいしいって思わなくても安心するんです。

男性にありがちなんですがね。

安心がほしいんです。

このご時世、どこに落とし穴があるかわかんない。

ポテトチップスで不安にされちゃたまんない、ってことなんです。

彼らは思います。

そこ、冒険するとこじゃないでしょ、って。

ひるがえって。

うすしお派じゃない方々は、単に塩辛いのが苦手だと思ってらっしゃるかもしれませんが。

そこが安心との分かれ目です。

塩。

古来より、これは基本中の基本の味。

しょうゆよりもずっと昔からある味です。

この基本の味は、万人に安心感をもたらせます。

ところがですね。

安心。

理想を追い求める人間からしてみると、これほどやっかいなしろものはないのです。

安心に腰かけてると、いつからか退化は始まっている。

進化しなければ、理想には追いつけない。

おまえら、コタツでぬくぬくしてる場合じゃねえぞ、という危機感をつねに彼らは感じているのです。

理想に燃えたこういう方々は、いまでは女性に多いようです。

それでですね。

わが家の場合では、完全に妻であるわたしは『うすしお派』で、夫であるしかちくは『冒険派』なんですよ。




ポテトチップスうすしお 2011 3.7



わたしはですね。

ほぼ最初のオトコであるしかちくに安心感を求め、彼のいいなりになってるとこがあるんですけれどもね。

夫であるしかちくは、理想を追い求めるあまり、ちょくちょくわたしに文句を言いますよね。

きっと、このような文章を書くと、

「おい、とりぶう、いい加減なこと書くな」

と文句言われますよ。

でもね。

理想を追い求める人は、ときどきふっと思いきった行動にでるので、いい子にして聞くことにしてますよ。

世の中のだんなさんが、「離婚してください」と妻に言われて寝耳に水だってことも、この法則に当てはまっているのだと思いますよ。

だからね。

文句言われてるうちが華。

なんにも言わなくなったら、こわいよ~。

ご清聴ありがとうございました。


それでは~


とりぶう


<追記>

ここのところ、少し立て込んでいてコメントのお返事がおくれてます。

徐々にお返ししますのでお待ちくださいね!

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