2012年03月28日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  スポンサーサイト帰郷 ~食べ物編~ 


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帰郷 ~食べ物編~

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みなさんこんにちは。

いよいよ帰郷シリーズの最終回です。

壮大かつ重厚スペクタクル巨編!

とは正反対の、軽薄スベリマクルけど、かまへん!な話におつきあいいただきありがとうございます。

最後はわたしを語るに はずせない、『食』。

気楽にお読みください。



『帰郷 ~食べ物編~』



帰郷する目的のひとつに、『ラーメンを食べる!』というのがありました。
というのも、五年前に帰郷したとき。
わたしだけひどく二日酔いしてしまい、そのときもラーメン食べたいと言ってたにもかかわらず、何も食べられなかったという、悲しい思い出があるからなのです。

「五年越しの悲願!」

を あいことばに、是非、ラーメンを食べよう、と思っていました。

子どもたちが遊園地をゆずれないように、わたしにもゆずれないものがある。
宮古島では電車がないので、お年寄りに席をゆずれない!(意味がちがう)
わたしより背の高い妹には、もはやお古はゆずれない!(むしろゆずってもらってる)

そうして、ラーメンを食べるという目的も、ひそかにわたしの中ではゆずれないものでした。
ひそか、とか言いながら、みんなが、

「ラーメン食べたいんやろ」

と知っていたことには驚きました。
ふた言目には「ラーメン食べたい」と言ってたかいがあったな。(どこがひそかやねん)

二日目の夜。念願のラーメンでした。
五年前、二日酔いのため、まったく食べられなかったとんこつラーメン。
おなかをおもいっっっきりすかせて、あっという間に食べました。
おいしかった~。
おいしかったけど、五年越しという思いの強さと、おなかがすきすぎていたため、堪能せずに食べてしまった感あり。

どんな味だった?
と聞かれると、胸を張って「う~ん、とんこつ?」くらいの説明しかできない自信満々!(胸張るな)

子どもたちも替え玉したうえ、スープまであっというまに完食。
実家家族の度肝を抜いていました。

さて。
せっかく関西まで来たのだから、宮古島にはないものを食べよう。
と思ってはいたのですが。
はて。
宮古島にないものって、案外それほどないよな。
ということに気付きました。

マクドナルドはないけれど、ケンタッキーやモスバーガー、ミスタードーナツにA&W(沖縄だけにあるハンバーガーショップでハンバーガーは美味!)なんかがあるので、ファーストフードには困らないし、居酒屋も豊富。
しいて言えば、スターバックスがあったらな~と思っていました。

スターバックスのスコーン。
あれが食べたいとときどき思うからなのです。
わたしは無類の粉モン好きで、なかでもスコーンが大好物。
3時のおやつに毎日スコーン食べられるのだったら、あと60年で死んでもいい!と思うくらいなのです。(むしろ生きすぎ!)

だから関空のスターバックスでスコーンが目に入ったときには、すぐに飛びつきました。





食の心のこり 2012 3・28






それまでにもさんざん飲み食いしたあとだけど、スコーンはいつだて別腹。

余談ですが。
別腹、別腹、と思って甘いものを食べ過ぎると、下腹が出てくるよ。
別腹は下腹にある、ということがわたしの体で証明されたよ!(どうでもええわ!)

スターバックスのスコーンはパサパサしていなくて、甘みもちょうどよくって食べながら何度も、

「ああ、おいしい」

と思ってしまいます。
スコーンが嫌いという人がいたらわたしはその人のことをこんな風に思います。
「きっとホットケーキも嫌いなんやろうな・・・」と。
どうでもいいことですが。

あまりにもおいしかったので、買って帰ろうかなと思いました。
が、荷物が増えるのがいやだなあと思ったのでやめました。

しかし帰りの飛行機の中で、さっそく後悔。
無料のお茶がサービスされた後、こんなときスコーンがあったら至福だったろうに・・・・!
という思いが何度も頭を駆け巡るのでした。
スコーンスコーンスコーンスコーン・・・・

関空から那覇について、那覇から宮古島までしばし時間があったので、何か食べようということになりました。
子どもたちは、「沖縄そば」を注文。
沖縄そばなら、いつでも食べられるやん。
と思ったのですが。

子どもたちが食べながら、

「この味、安心するわ~」

と言うのを聞くと。
メイドイン関西の子どもたちではあるけれども。
もう故郷は沖縄なのだな、と思いました。

いつか、彼らが宮古島を出て行って故郷のことを考えるとき。
それはきっと宮古島。
青い海と平らな緑の島なのです。

わたしが、四季が美しい田舎和歌山のことを考えるのと同じように、
彼らも独特の切なさとなつかしさを感じながら、帰郷するのかもしれません。

現在進行形の故郷をかたち作っているのは、いまそこで暮らしている人々。
そこで暮らしている人がいるから、わたしはしっかりと故郷を離れることができるのかもしれない。
わたしが守るべきものは、わたしの故郷ではなく。
わたしが現在進行形で生きている場所なのだ。

そう感じた帰郷でした。

実家の母、妹、甥、ありがとう。


(おわり)



とりぶう


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