2013年03月15日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  スポンサーサイトwill my dream come true? 


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will my dream come true?

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みなさんこんにちは。

『将来の夢は?』と、とかく大人は聞きたがる。

という話を姉と電話でしていて、姉は、

「最近はとかく子どもに夢を言わせたり書かせたりする機会が多すぎる」

と嘆いていました。

「だいたい大きな夢がないとアカンのかと思う。
わたしなんか、OLになりたかったけど、そんなん言うたらアカンみたいな風潮やし」

と続けました。

たしかに、そうかもしれん。

子どもが多かった昔には、将来の夢をいちいち聞いてはくれなかったけど。

子どもが少なくなって大人がちの日本はいま、子どもの将来の夢を聞きたがりすぎる。

そして『公務員』だの『正社員』だのと答えると、

「夢がない」

と嘆く。

大人はなにを言って欲しいのだろう?

手の届きそうにない夢を語る子どもを見て、
「ああ、子どもらしい夢だなあ」
と安心したいのだろうか?

平和な世の中で、平和な夢を見て、なんの問題があるのだろう?

乱世に登場する志士たちも、平和な世の中では公務員になってるかもしれないのに。

と、いつものように問題提起したところで。(いつしたよ?)
とくに結論というものもないのですが。
なんじゃそれ。

高校のころ。
将来の夢について1度だけ書かされたことがありました。
それも高3のとき。

こーこーさんねんせー

というと、舟木一夫に歌われるまでもなく。
もうすぐ離れ離れになり、ただやみくもにみんないっしょに進んでいた道を、
あきらかな意志を持って進んでゆく大人のスタート地点にたつのです。

だから夢といってもそれはもう現実感たっぷりのものが多く。

それこそ、真剣に公務員になりたかったり、どこそこの会社の正社員になりたかったりという夢を持ち、だれもそれを笑うことはありません。

むしろ、それが大人としての自覚を持った選択だと思われるのです。

担任の先生は、
「だれにも発表はしません。先生だけが読みます」
と言って作文用紙を配りました。

わたしは正直に夢を書きました。

わたしは移り気な人間。
最初は生物学者になりたかったし、すぐに漫画家になりたいと思ったし、その後ファッションデザイナーになりたかったし、一瞬おニャン子クラブに入るのが夢だったし、そのあとはジャーナリストになりたくなったし(当時、ジャーナリストの仕事内容は知らなかったけど)、はたまた源氏物語研究者になりたかったし、要するに、そのとき興味のあるものになりたいミーハー人間でした。

そのころのわたしは、小説家になりたいと思っていました。

そして正直にそう書きました。

数日後。

ホームルームの時間、先生はとても愉快そうに先日書いた将来の夢の作文の話をはじめました。

「ま、キミらはもう子どもじゃないからさすがに総理大臣になりたいと書いた人はいませんでしたが、けっこうおもしろいことを書いてました。
小説家になりたいと書いてた人もいました」

先生は愉快そうに作文の束をひらひらさせます。

教室の中がざわつき、あちこちで失笑がもれます。

「小説家ってよ。〇〇君やで、きっと」

いつも本ばかり読んでる〇〇君に視線がそそがれます。






守秘義務 2013 3・15




先生は、
「けっこう意外な人でした」
と余計な情報を添付。

みんなが「じゃあ〇〇君じゃないな。だれ?」ときょろきょろします。

ちょーっ!
約束違うやんか!
絶対、名前言わんといてよ!

わたしの心の中は大騒ぎ。

真っ赤になりながらも、

「え~・・だれやろな~・・・」

といっしょになってきょろきょろしていたのでした。

オトナってシンジラレナイ。

そのとき思いました。

さいわい、それ以上突っ込まずに違う話題になったのですが。

小さいころから夢ばっかり語っていたわたしは、みんながすでに現実を見据えた夢を書いていたことに少しショックを受けました。

そして夢って現実の延長にあって、実現するために努力するものだと初めて理解しました。

たぶんあの教室の中で、わたしだけが子どもの気分のまま、夢を語っていたのだと思います。

おいてけぼりな気分でした。

あれから20年以上たち。

わたしが思った夢はどれも実現していません。

姉は、なりたかったOLになれたので、夢が叶った人だというべきでしょう。

いろいろ大きな夢を持っていたけれど、やぶれまくったわたしと、

ささやかながら着実に夢を実現させた姉。

どちらが幸せかは、はかれないのです。

それこそ、みんなちがって、みんないい。

そして。

夢というのは生きてる限り持っていていいものだと思います。

いまだにわたしは世界中を旅行したいという夢を、しかちくとともに持っています。

わたしひとりなら実現不可能だと思うけど、しかちくは地道な人なのでぜひがんばってもらいたいです。

がんばれ、しかちく!(自分もがんばれよ)

それでは~


とりぶう


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