2013年05月09日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  末っ子の記憶 


末っ子の記憶

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

血液型の性格診断はそれほど信用していないわたしですが。

生まれ順の性格診断はわりと信用しています。

長女はしっかりものだとか、末っ子は甘え上手とか、そういうやつ。

わたしは4人きょうだいの三番目。

兄、姉、妹がいる真ん中っ子。

真ん中っ子はマイペースで自立心旺盛だけど頑固だとか。

要するに自分がいちばんなのです。

たしかにわたしも長男長女のような責任感はなく、末っ子のように甘え上手でもなく、

『自分がいちばん次男』よろしく、『自分がいちばん次女』を地でゆくかわいげのない性格だと思っています。

境遇がそうさせたのだから、かわいげなくてもしかたないわい、と思っていました。

しかし先日。

ふと、思い出したことがあります。

それはわたしの一番最初の記憶。

何度も思い出したことのある場面なのですが、

それは夜。

いつもは母といっしょに寝ていたのですが、その日はいなくて、母だけではなく父も途中からいなくなり、

離れにいるはずの祖母が、なにやらうれしげな様子でわたしたちの面倒を見てくれていたという記憶。

じつは、それは妹が生まれた日。

わたしの末っ子最後の日なのです。




末っ子の記憶 2013 5・9




一日だけ末っ子の記憶があります。

姉に言わせると、

「とりぶうはかわいがられてたんやから。
(当時建設中の我が家に来ていた)大工さんがものすごいかわいがって、肩車してもらったり、お菓子もらったり、すごいうらやましかったんやから」

だそう。

わたしにしてみたら、その当時の記憶はまったくなく、気付いたら妹がいて、妹はみんなにかわいがられていいなあ、と思ったことしか覚えていません。

そのうえ、なぜか当時は写真に撮られるのが恥ずかしかったため、いつもくしゃくしゃっとしたヘンテコ顔をして写っていたので、『ヘチャ』と呼ばれ、からかわれこそすれ、かわいがられていたという記憶がまったくないからなのです。

ちなみに『へちゃ』というのは、愛嬌のあるブスみたいな意味。

そのおかげでわたしは長年、自分は『へちゃ』だから、結婚すらヤバイのではないかと思っていたほどです。

末っ子最後の日は、なにかが起きているというわくわくした気持ちだったと覚えています。

かわいがられていた記憶がないのは残念ですが、なにかが起こるかもというわくわくした気持ちが、人生最初の記憶というのは、けっこうラッキーなんじゃないかと思っています。

それに子どものころは真ん中っ子って損だよな~と思っていましたが、

今では気楽なこの位置でよかったとしみじみ思います。

そういう自己肯定な気質もひょっとしたら真ん中っ子の特徴かもしれんなあ。

それでは~


とりぶう


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