2017年10月13日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  蛍光色なんです 


蛍光色なんです

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

ピーウィーピーウィーという鳥の鳴き声が聞こえたら、

それはサシバが飛んできたということ。

この時期、渡り鳥のサシバ(小さい鷹みたいなやつ)が宮古島にやってくる。

サシバがやってきたら秋だなあ、と思うほどにわたしも宮古島になじんできたのだけど。

今年は暑くてそれどころではない。

サシバも「あつーいあつーい」と鳴いてるように聞こえる金曜日。

モコ日記です。







ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

10月に入ってもまだ暑くて、部屋はクーラーがかかっています。

それでも天気の良い日はクーラーと扇風機の二本立てになっているほど、今年の宮古島は暑いのだそうです。

ぼくは扇風機の前で、羽をふわふわ広げるのが好きです。




ふわふわ~ 001




羽を涼しい風が通りぬけて、心地よいのです。

今日は外でも風が強く吹いています。

ゴーーーーウオーーーーという風の唸り声が聞こえます。

このところ、夕方雨が降るので、とりぶうさんはムシムシするといってぼやいています。

でもムシムシする気候を喜ぶかたたちもいるようです。

ムカデもその仲間。

じめじめした時期にはよく出てくるらしいです。

ゴキブリやムカデなんかの害虫退治はとりぶうさんの役目です。

ゴキブリは殺虫剤を使ってやっつけているようだけど、ムカデは新聞紙やチラシでつかまえてはむぎゅっとにぎりつぶしています。

そんなときのとりぶうさんの顔はとてもやる気というか、殺気というか、そういうオーラでみなぎった表情をしています。

「ムカデはゴキブリと違って死ににくいから二つにちぎるに限る」

というのがとりぶうさんの持論です。

そんなことを言われても、ほとんどの人にはとくに役に立たない情報だと思います。

今日も朝から小さいムカデが二匹出てきて、チラシで二つにちぎったらしいのだけど、しかちくさんのところにやってきて、

「ちっちゃいムカデをつぶしたら蛍光色の体液が出る」

と報告していました。

例によって、とりぶうさんの報告はとくに役に立たないことが多いみたいです。

とりぶうさんによると、大きなムカデを二つにちぎっても蛍光緑の体液は出ないのだけど、小さいのは出るといいます。

なんでだろうと首をかしげていました。

とりぶうさんはどうでもいいことでときどき頭を悩ませています。

しかちくさんは作業しながらも、

「なんらかの警告色なんちゃうか。オレを食べたら危険やぞ、ていう」

と答えてあげていました。

でも殺されたあとに「危険やぞ」と警告されてももう遅いような気がします。

とりぶうさんはそれでも納得していたので、人間さんの会話というのは内容そのものよりも、会話をきちんとしているという態度が大事なんだろうなあと思いました。





文鳥というのは表情がないけど、怒ってるとか喜んでるとかいうのはなんとなくわかる。

でも、しかちくがトイレから戻ってきたら喜んで、わたしの指に対しては怒ってるのが確実に伝わってくるのが、

なんだかとほほなんだなあ。

それでは~


とりぶう


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