2018年10月10日ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ちょっと戻りたい過去 


ちょっと戻りたい過去

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

よく、

「アホやな」

と言われるのだけど、やめられないわたしの悪癖といえば。

小説の結末を、ある時点で先に読んでしまう、ということ。

それは推理小説でもそうで、犯人がわかってから読むと、気持ちを揺さぶられることなく、

「こんな小細工してるけど、この人が犯人やのにな」

と神様目線で読めてしまう。

それでは犯人を推理する醍醐味がないではないか、

と思われるかもしれないが。

スリルよりも安心感、安心感の仮面をかぶった下世話感がわたしの中で肥大化し、

結果。

「犯人が暴かれるのはこのへんかな・・」

と見当をつけて読んでしまうことになる。

しかし。

当然のことながら、知りたくないことも知ってしまうことになり、

それが自分が気に入ってた登場人物が死ぬとかいうのを読んでしまったら愕然。

ああ、これは知りたくなかった、あたしのアホ!

とうなだれることになる。

そんなときはちょっと過去に戻りたいと思う。

何も知らなかったあのころのわたしに戻れたら、と思うのである。






ちょっと戻りたい過去 001





自分の下世話に首を絞められる。

あと、わたしはギリギリが好きである。

いろんなものの締め切りだとか、提出日とか、ギリギリまで出さないでいる挑戦、というのを好む。

しかし大人になるにつれ、ギリギリまで伸ばしておくと後が大変ということを知り、

わりと余裕を持つようになってしまった。

そんな今日。

足の爪を切っていたとき、親指の爪が思ったよりも伸びていた。

にわかに、わたしのギリギリ好きが鎌首をもたげてしゃしゃり出てきてささやいた。

「YOU、切っちゃいな!」

その声に従ってわたしは親指の爪を皮膚との分かれ目ギリギリで切った。

これでしばらくは切らなくても大丈夫、とご満悦であった。

が。

今日、買い物に行き歩いていると、親指が痛い。

ずん、ずん、ずん、と痛い。

踏み込むたびに爪が皮膚にめり込むのである。

とうにか深爪一歩手前であるが、しばらくは痛いはずで、思ったのは、

「ああ、ちょっと前に戻れたら、あのささやきに耳を貸さないのに」

であった。

そういえば。

B'zの歌に、

~後悔は少なめのマイライフ~

という歌詞があったけど。

それでいうならだんぜんわたしの場合は。

~後悔は多めのマイライフ~

だと思うんだなあ。

それでは~


とりぶう

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