2018年11月ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  足の手袋?ぷちぷちマニアなんです多良間島を見ずして離島を語るなかれ ~多良間島一周マラソン参戦記 (1)たらぴん登場 ~多良間島一周マラソン参戦記 (2)沿道の応援がアツい! ~多良間島一周マラソン参戦記 (3) 


足の手袋?

テーマ : 日記 ジャンル : 日記





みなさんこんにちは。

立冬も過ぎ、そろそろマフラーや手袋が恋しい季節だなあ、

と思ってしかちくを見ると。

もうすでに手袋をはめていた。

「わー、しかちゃん手袋はめてるー」

と思ってよく見たら。

手袋を足にはめていた。

いや、足にはめたら足袋やんか。



足にはく手袋は足袋やな 001





さらによく見たら、それは5本指靴下だった。

もようがまるで手袋みたいなので、

しかちくがその靴下をはいてるのを見るたび。

「手袋」

と思う。

そういえば。

若いころ、エレガントな革の手袋にあこがれ、買ったことがあった。

スエードの革でちょっと丈が短め。

ほっそりしたシルエットがかっこよく、なんてことないジーンズ姿でも、おしゃれ度がアップするような気がした。

が。

それは似合う人がはめれば、の話。

わたしは手が小さく、ひじょうに指が短い。

指の長い幼稚園児になら余裕で負けるのではないか、と思うくらい短い。(どんだけや)

そのため、エレガントな革手袋も、指の先が余る。

遠目にはわからないのだろうが、近くで見ると指先がぺコンとつぶれてるのがわかる。

かっこわりいのだ。

もう子供用しか活路がないのか…と思ったけど。

ひょっとしたら、5本足靴下だったらちょうどかもしれん。

あとで試してみようかなあ。(やめろ)

それでは~


とりぶう

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ぷちぷちマニアなんです

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

モコのエサを見るたび、なぜかキムタクを思い出してしまう。

その理由がわかった。

それは「皮ムキタイプ」のエサだったからだ。

皮「ムキタ」イプ、

皮「キムタ」ク、という変換をしてしまっていたと思われることがわかった。

金曜日。

モコ日記です。










ぼくはモコです。

とりぶうさんがくれるエサの中で、ぼくが好きなのは「ぷちぷち」です。

ぷちぷちの正式名称はわかりません。

たぶんひえとかあわとかきびとか、そういうものです。

「ぷちぷち」はつまんで軽く噛むと、皮がつるっとむけます。

その噛む音が「ぷちぷち」です。

食感がよくて食べてて楽しいです。





ぷちぷちマニア 001






ぼくは毎朝、新鮮な「ぷちぷち」を入れてくれるのを心待ちにしています。

だからとりぶうさんを思いっきり呼ぶのだけど、それを知ってか知らずか、とりぶうさんはのんびりとやってきます。

この頃はなぜかお腹がとても空くので、早くしてほしいのになあと思っているのだけど、とりぶうさんはぼくのかごの下に敷いてある新聞紙を読んだりして一向に新しいえさが入る気配がありません。

苛立ちます。

2週間ほど前の新聞を読んでもなにも新しいことはないのになあ、と思います。

だからぼくは「早くして」の思いを込めて、ぎゅるるるると鳴きます。

とりぶうさんはようやく動き出します。

今日はぼくの気持ちがあまりにも前のめりに出すぎて、とりぶうさんの手にぶつかってしまいました。

とりぶうさんという人は、他人には「早く早く」とせかすくせに、自分はゆっくりなのがまたまた苛立ちます。

やっと入れられた新しいぷちぷちはおいしかったです。

ぼくは一心不乱に食べました。

とりぶうさんはぼくを見ながら、

「ぷちぷちばっかり食べてる!」

と喜んでいました。

「同情するなら金をくれ」みたいにいうならば、「うれしがるならエサをくれ」という心境でした。

また明日、新しいぷちぷちを食べるのが今から楽しみです。









モコはカメ氏がいると、カメ氏のところにばかり行く。

しまいにはTシャツの中に入りこんでいたりする。

エサやりしてるのはわたしなのに。

モコが人間のことばを理解できたなら、とくとくと説いてやりたいんだなあ。


それでは~


とりぶう

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多良間島を見ずして離島を語るなかれ ~多良間島一周マラソン参戦記 (1)

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

ごめんなさい、と謝りたい。

宮古島は離島だと思ってたが、ごめんなさい。

多良間島を見てしまったら、宮古島を離島というのがおこがましく思える。

多良間を見ずして、離島を語るなかれ。

それくらいファンタスティックな離島、多良間島に行ってきた。

それも一周マラソンに参加するために行ってきた。

わたしたち夫婦は、市民ランナーを自称するも、毎年1回しか大会に参加しないランナーである。

それもフルマラソンはよう走らん、ハーフしかよう走らんランナー、

略して「ハーフしかよう走ランナー」である。

多良間島一周マラソンは23.75㎞、10㎞、5㎞、3㎞の4つのコースがあり、

「ハーフしかよう走ランナー」であるわたしたちは、がんばって23.75㎞コースにエントリーした。

したはいいが。

夏の初め。

しかちくが背中を痛め、なかなか走れず。

夏のあいだは当たり前だけど、やたら暑くて走れず。

夏をすぎてもなかなか暑さはおさまらず。

気がつけば、10月。

「ちょっと、どうする、もうあと2週間やで!!」

というくらいまでまったく走れず。

いや、走る気にならず。

涼しくなるのを待っていたけど、結局涼しくならず。

一週間前にようやく走るのを開始。

4日ほど4㎞を走り、合計16㎞で走る練習は終了。

「まあ歩いてもええから、めざせ完走!」

というのを合言葉に朝8時のフェリーに乗り込み、多良間島を目指すのであった。

多良間島というのは、宮古島と石垣島のちょうど中間にある島。

宮古島から石垣島に飛行機で行く途中、眼下に見えるまるい島がそれ。

平べったくてまんまるで、わたしは見るたびラングドシャというお菓子を思い出してしまう。



多良間島はラングドシャ 001




朝8時に宮古島を出ると、フェリーに乗ること2時間で多良間島に着く。

到着10時。

マラソンの開始時間が11時30分。

酔ったらその後のマラソンは悲惨なことになるだろうと思い、わたしは酔い止めを飲んでおいた。

さいわい、それほど揺れることなく多良間島に到着した。

しかし。

わざわざ多良間島にまでマラソンを走りに行こうという人たちは、なかなか猛者ばかりである。

どの顔ぶれもみな、雨にも負けず、風にも負けず、家族の罵りにも負けず、毎日走ってきましてん、

わたしから走ることをとったらなんにも残りませんけんね、という感じのひとばかり。

4日間しか走ってない「ハーフしかよう走ランナー」が参戦して大丈夫?とにわかに不安になるのであった。

フェリーを降りるとき、一風変わったいでたちの人がいた。

どういう風に変わってるかというとその人がずばり特定されてしまうという人なので、

どういう感じかは伏せるが、しかちくはその人を見るなり、

なぜそのような格好をしてるのか?

と話しかけ。

いきなり知らない人に話かけられたその風変りさんは、

「え?あ、Hさん?」

と知り合いと勘違いし、不思議な空気が流れ。

しかちくは、

「いや、ちがいますけど、不思議に思って」

と幼稚園児みたいな好奇心で聞くのであった。

フェリーを降りると「ようこそ!多良間島一周マラソン」の横断幕。

いたるところで盛大に歓迎されている。

うわ~。

もう戻れね~。

多良間島に到着しただけで、ひと仕事終えた気分であったわたしは、おなかあたりがきゅっとするのであった。

到着場所の役場前はすでに盛り上がり気味。

多良間の小中学校のみなさんも参加するらしく、胸にゼッケンをつけている。

たくさんの炊き出し部隊のおばさん方。

島民がみんな参加するマラソン大会であるのだった。

11月とはいえ、その日最高気温は29℃。

やたら暑いのである。

「暑い暑い」

「暑い暑い」

わたしたちは受付をすませ、日陰で開会式を待っていると。

先ほどの風変りさんが学校の校庭をジョギングしているではないか。

「走る前に走るって!」

とわたしたちを驚愕させた。

聞けばその人は100キロマラソンを走るような猛者であるらしい。

そしてそういう人がたくさん参加するのがこの多良間島一周マラソンであるらしかった。

わたしたちは、

「めざせ、最後尾やな」

とお互いの顔を見合わせるのであった。

つづく


それでは~


とりぶう

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たらぴん登場 ~多良間島一周マラソン参戦記 (2)

テーマ : 日記 ジャンル : 日記





みなさんこんにちは。

多良間島一周マラソンの続きです。

11時より多良間小学校の校庭で開会式が始まる。

居並ぶ主催者の中で、ひときわ子供たちの声援を集めていたのが。

ゆるキャラの「たらぴん」。

あたまでっかちでよちよち歩く姿は、かわいくてかわいくて、わたしはいっぺんにファンになった。





たらぴん 001




たらぴんは「多良間ぴんだ」の略だと思われる。

「ぴんだ」というのはヤギのこと。

多良間島では「ピンダ」、宮古島では「ピンザ」、沖縄本島では「ヒージャー」と呼ばれるヤギ。

「ピ」とか「ヒ」とかがヤギにつくのは不思議だけど、語源はよくわからんでごわす。

ヤギといえば「アルプスの少女ハイジ」でおなじみなので、寒い地方で育てられるものだと思われがちだが、

実際、沖縄にはヤギが多い。

ヤギ料理も多い。

中でも多良間はヤギがめっちゃ多い。

いたるところにヤギがいる。

しょっちゅう、べ~、べ~、聞こえる。

各家庭にかならずるの!?というくらいヤギがいる。

ヤギは島民にとても愛されているのだ。

さて、開会式も終わり、スタート10分前。

わたしたちもスタートラインに並ぶ。

わたしたちがそれまで参加していたマラソン大会は、少ないものでも300人はくだらなかった。

が、多良間一周マラソンの23.75㎞コースは100人もいない。

周りを見回すと、どの顔ぶれも猛者ヅラをしている。

ふざけた格好をしている青年もいるが、足を見るときっちりと鍛え上げた筋肉を持ってなさる。

そして高そうなランニングシューズを履いてなさる。

むうう。

そんな中、ビーチサンダルの人もいるではないか。

ふざけたやつもいるものだ、とよく見たら、知り合いだった。

「ちょっと、ビーサンで大丈夫!?」

と聞くと、彼は、

「まあ大丈夫っしょ」

と余裕である。

たしかに彼も100キロマラソンなどのウルトラマラソンに参加する猛者。

24キロなんか、ビーサンで余裕っしょ?という感じなのである。

むうう。

どう見てもわたしたちよりも遅いランナーは見当たらないではないか。

「めざせ、最後尾!」とはいうものの。

レース直前になると、やはりそこは色気というものが出てくる。

「最後尾だけは避けたい!」

という思いがふつふつと湧き上がってくるのだった。

「スタート1分前です」

アナウンスがあり、猛者たちは「走るぞ!」モードに突入。

わたしたちはたいして走り込みもせずやってきて、ここにきて心の準備もできていないことに気づき、

いや、ほんまに走るん?

と思ってるうちに。

パーーーーン

スターターピストルが大きな音を上げた。

ランナーたちが一斉に駆け出す。

歓声があがる。

すでに遅れてるわたしたち。

たらぴん並みのよちよちで走りたかったけれども。

「がんばれー、いってらっしゃーい!」

の声援を受けると、このストリートだけはとにかく走らねばなるまい、という気になり、

わたしとしかちくは、あくまでも自分たちのペースで駆け出したのだった。

めざせ、最後尾よりもちょっと前!

つづく


それでは~


とりぶう

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沿道の応援がアツい! ~多良間島一周マラソン参戦記 (3)

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

多良間一周マラソンがスタートしました。

快晴である。

非常~に、快晴である。

正直、11月とはいえ、お昼11時30分の快晴の空は暑すぎる。

わたしもしかちくも1㎞も走らないうちにすでにバテてくる。

そのうえ、足が慣れていないので走ることに飽きてくる。(もう?)

1キロ地点で、しかちくは、

「まだ1キロや~、暑い、まだまだある、不安や~」

と泣き言ばかりが先行するのであった。

そして彼はこのマラソンの最中、泣き言ばかり言い、ナマケモノ代表のわたしに叱咤激励されるというハメになるのであった。

ささやかな市街地を抜けると外周道路である。

ひとかたまりになっていた集団もばらけてくる。

わたしたちはゆっくりマイペースで走っているので、抜かれるばかり。

ひょっとしてもうわたしたちのうしろにはだれもいないのでは?

気になってときどきうしろを振り返り、後方にまだ人がいることを確認しては、

「よしよし、まだ最後尾じゃない」

と、そこにいるのが見るからにおじいさん風の方であっても、安心するのであった。

多良間一周マラソンは起伏の少ない走りやすい道だという。

海を見ながら潮風を受けて走るのだろうなあ、と思っていたのだけど。

まさかの、

海、

ほとんど見えず。

南の海に浮かぶ、沖縄の離島を走るマラソンで、

まさかの、

海、

ほとんど見えず。

サプライズが過ぎる。

外周道路は防風林に遮られ、ひたすら同じような道路が続く。

スタート前、審判長が、

「左側を走ってくださいね。歩道を走ってもべつに失格にはなりませんけど、できるだけ左側を走ってくださいね」

と言ってたが、そのときは、はいはい左側を走りゃいいんでしょ、くらいに思ってたが。

左側、まったく陰がない。

陰は道の右側にできている。

左側を走っていたランナーも、しだいに真ん中によりはじめ。

審判長の指導のかいなく、

最終的にはみんな右側の歩道を走っていた。

さて、しかし。

多良間マラソンのいいところは、沿道の応援がとてもアツい!ということ。

島民総出で応援してくれている感がある。

それも、みなさん出場者名簿を片手に、ランナーのゼッケンを見ては名前を割り出し、

「○○さん、がんばってー!」

と応援してくれるのだ。

これにはわたしたちのような、ちんたらちんたら「ハーフしかよう走ランナー」もやる気が出てくる。

もうだめだ、暑くて足が動かない、

と思っていても、

「○○さん、ファイト!がんばって、○○さん!」

と実名を連呼されると、なんだか有名ランナーになったような気がし、

「ありがとうございます、がんばります!」

と手を振りながら走るのであった。

「応援って、力になるんだな」

と初めて感じた46歳(当時)なのであった。

応援の中でも異色だったのが。

遠目には、「犬?」と思っていたのが、なんとリードにつながれたヤギで、

おじさんがしきりに、

「タッチしてタッチ!」

とヤギの頭をなでて行けという。





沿道の応援 001





わたしたちもおそるおそるヤギの頭をなでると、ヤギはとくにうれしがるでもなく、

かといって嫌がるでもなく、

結局、どういう感情なのかはよくわからんのであった。

仕事やから、ここにいます、

というのがヤギ的感情として正しいのかもしれん。

それでも小さいヤギはかわいい。

おとなしくて飼いやすそうである。

が、飼ったことのある人に聞くと、

「犬や猫のような友達的ななつきかたはしない」

とのことだった。

そしてヤギを飼ってるおじさんも、それを食べるのに躊躇はしないので、

お互い、ドライな関係なのかもしれん。

その後も何か所かでヤギを見かけ、そのたびに、おじさんは、

「触ってもいいよ」

と言ってくれる。

ヤギとのふれあいも兼ねたマラソンなのであった。

つづく


それでは~


とりぶう

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