モテない女の一発逆転!ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  モテない女の一発逆転! 


モテない女の一発逆転!

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

今日はわたしの恋愛話でも語ろうと思います。

題して『モテない女の一発逆転!』

ちょ、待てよ!
あんたの恋愛話なんて、ブラジルの天気くらい興味ねーし!

という方もいるでしょうが、大丈夫。

わたしもブラジルの天気は興味ないよ!(そういう問題?)




『モテない女の一発逆転!』


わたしはむかしからモテなかった。
二つ上で、そっくりといわれる姉はよくモテていたのだから、きっとこれは容姿以前に性格の問題だなと思っていた。
わたしの何がそれほどオトコ受けしないのだろう?
いろいろ考えた。
ひねくれた物言い?かわいげのないしぐさ?鋭すぎる突っ込み?愛想のない表情?
どれをとってもモテない要素満載。
それが複合的にからまりあってるのである。
そのうえ改善する気もないのである。
最悪。
なのになのに。
モテないからといって、引っ込み思案なわけではまったくなく。
オトコにはがんがんアタックした。
アタックして玉砕した。
毎回、周囲のひとびとは今回も負け試合とわかっていたようだけど、自分だけはわかっていなかった。
今度は勝つ!
と信じて疑わず、大負けして大泣きした。

そのたびに、あたしの何があかんの?と思い悩むのだが。
改善すべき点があるとは思わず、そもそもそのオトコにあたしがマッチしなかっただけだと合点した。
お気楽。
だいたいわたしはオトコ選びが下手だった。
まず第一に顔。その次も顔。それから、う~ん、顔。
くらいルックスにこだわった。

きゅうりは見た目が不細工でもおいしさにかわりはない、とは思えても、
オトコは見た目が大事!と信じて疑っていなかった。
モテないくせにイケメンにこだわるという、今思い返しても最悪な女だった。

さてしかし。
いままでのモテない環境を変えるチャンスが訪れる。
大学に入学。
過去のわたしを知らないひとびとがたくさんいる。
ここでわたしはかわいげのある女になろう。
とりぶうってかわいいよな、とうわさされる女になろう。
そう思っていた。

が、人間そうそう変わらない。
気がついたらわたしはオトコとして扱われていた。
『とり男』みたいなオトコのニックネームをつけられ、オトコ友達の恋愛の悩み相談ばかり受けていた。
あまり話したことなかったまじめな男子までもが、わたしのことをそのニックネームで呼んでいたのを聞いたときには、もう大学時代に恋の花は咲かないと思った。
オトコ友達がこぞって好きになったのは、ほんわかした雰囲気が絶妙な、たれ目のかわいい子だった。
わたしとは何もかもが違った。
わたしは好きな人もいたのだけど、うまくいかずトホホな日々だった。

そうして、秋の大学祭のころ。
わたしたちのクラスで模擬店を出すことになった。
当時、『夢で逢えたら』というダウンタウンやウッチャンナンチャンがやってた深夜番組が人気で、その中のギャグなんかをマネしながら、わいわい準備していた。
とりわけわたしの気に入ってたギャグは、ダウンタウンの松ちゃんがやってたギャグ。
~♪ 乗ってけ 乗ってけ 乗ってけサーフィン
とふられると、
ムンクの叫びのように、顔をゆがませて
「ヴォ~~~」
と髪を振り乱して叫ぶというもの。
女を捨てるどころか、人としての恥じらいを捨てなければできないようなギャグ。
それをわたしは大学の構内で撒き散らしていた。
とんだ女子大生だ。

しかし。

しかちくはそのわたしを見て、
「こ・・・これや!」
と思ったらしいのである。





女を捨ててたとき 2012 12・6




「こんなにもアホな女がおったんか・・・!」
と衝撃を受けたのだという。

それから怖いもの見たさのように、しかちくはわたしに近づいてきた。
きっと面白いサルでも見つけたような心境だったにちがいない。
まさかそのサルと恋愛して結婚しようとは思っていなかったようだが。
お互い、笑いに関しての価値観が非常によく合ったので、それからもずっといっしょにいた。

恋愛・・・・という期間はあったと思う。
でも、ずっと笑えることばっかり言い合ってた。
わたしは飾る必要もなかった。
モテモテの女の子のように、おっとりした雰囲気をかもしださなくてもよかった。
だってそんなこと、なにひとつ期待されていなかったのだ。
わたしが期待されてたことは、常にアホなことをやり続けることだと断言できる。

しかちくはそういう意味でゲテモノ好きだ。
でも、ゲテモノ好きに好きになってもらってよかったと思う。
でないと、いつも自分を偽り続けなければならない。

いまもわたしはアホなことを考え実践している。
まるで学生時代の続きのような結婚生活を、いまも続けている。
しかちくがわたしに見切りをつけたら、もうそうそうゲテモノ好きは見つからないぞと、自分に言い聞かせて日々すごしている。
いや、すがりついている。

モテモテな人生を送れる人は素直にうらやましいと思う。
でもモテなかったからこそ、ひとつの恋愛にすがりつけるのだ。
だから失うことなく、続けてゆけるのだと信じている。

長い話をお読みいただきありがとうございました。

なんか、急に語りたくなったんですよね~。

師走の忙しい時期に限って現実逃避したくなるのは、わたしの常です。

年賀状 早く買わなきゃ 年明ける

自分に言い聞かせてみました。

それでは~


とりぶう

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モテるって面倒臭くないですか?

好きでもない人にモテても嬉しくないなぁ。

好きなシカチクさんにもてたのだからサイコーじゃないですか?
一番素晴らしい事だと思います。

生涯旦那にだけモテモテでいたいわ。
あ、あと動物と…。


No title

思いついたら 言ってみたいって事あるよね!! 笑)
しかちくさんとは 会うべきしてあった二人なんだなぁ~って再認識しました! 笑)
お似合いですよ!! ^^)


私は 中学全般までは ルックス重視!
それからは 面白い人=尊敬!!
尊敬できる人が好きに 変わりました!!
それでも 見た目や生き様が”かっこいい”って人には ココロ動きました 笑)




年賀状・・・
毎年印刷で買ってましたが。。。
なぜが・・・今年は無地が買いたくて買いました 笑)
色々構想はあるんですが・・・面倒くさくなってきました
どうしましょうかね 笑)
 

ルーままさん。

そうなんですよ!
旦那だけにモテてたらいいんですよね。
若いころってとりあえず、
モテる=しあわせ
だと思ってましたね~。
動物に好かれるのはかなりうれしいですね!

イノぶたさん。

やっぱり若いころはルックスだよね~。
でも結局長続きするのは、性格が合うかどうかだもんね。
ときどきわたしは『尊敬』を忘れそうになるので、(←こら)
いつも尊敬することを忘れないでいたいです。
年賀状、わたしもやっと買いました。
無地だよ!
わたしは毎年イラストを描いて、印刷します。
それだけのことなのに、面倒なんだよね。はははは。
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