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マボロシの人間孤島

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

和歌山出身だというと、

それは四国でしょう?とか、

えーっと岐阜の近くくらい?とか、

和歌山?えっと、それは県?

などという心無い反応がよくありました。

「はいはい、どーせ、陸の孤島ですよ」

と自嘲気味に笑ってみても、

「え?和歌山って島!?」

と真剣に聞き返されたりするので、自虐もできないありさま。

どんだけ和歌山知らんねん!

と憤慨してしまいます。

和歌山というのは、山ばかりで交通機関が発達していないので、

東京から行くのが日本一遠いところだといわれ、

だからこそ、『陸の孤島』だといわれたのですが。

そういえば、『陸の孤島』と呼んでるのを、和歌山以外の人から聞いたことがない。

他の地方のかたがたは、和歌山自体がそういう状況だということすら、知らないようだ。

ああ、悲しい。

悲しいけど、今ではネットが発達しているので、通信するのにはなにも不都合はありません。

いま、わたしの住んでいる離島の宮古島からでも、すぐにメールが通じます。

ところで。

ふだんのわたしはほぼ人とコンタクトをとりません。

ブログの更新以外、フェイスブックもツイッターもやらないし、携帯電話も持たないので、緊急の連絡には固定電話でお知らせしてもらうしかないのですが、それもほぼ土日は留守電状態。

自分でいうのもなんですが、マボロシのようにとらえにくい存在です。

しかしながら、昔はそれでもなにも不便はありませんでした。

そこには『あきらめ』みたいなものがあり、

孤島にゆくには時間がかかるのと同様、

今日連絡つかなかったらまた明日、という心もちでいたのです。

きのう。

和歌山の母から固定電話に電話があったのですが、あいにくわたしは不在でお義母さんからその話を聞きました。

かけなおそうと思っていたけど遅くなってしまい、今日の朝にかけなおしたのですが。

母は開口一番、

「アンタ、大丈夫!?メールの返信もないから、入院でもしたんかと思ったよ」

と心配そうな声で言います。

入院て。





孤島 2014 9・29




ふだん人間孤島として生きてるので、まったくそれでよかったのですが。

すぐに連絡つくのがあたりまえな現代。

一日連絡つかなかったら、入院を疑われるのだなあと思いました。

ちなみに母からの電話の内容は、新米を送るということでした。

もうそんな季節なのだなあ。

緊急のことでなくてよかった、とほっとしました。

あまり人とコンタクトを取ることを必要としないので、これからも人間孤島として生きてゆこうと思います。

ああ、わたしはマボロシ~

それでは~


とりぶう


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