『美女と野獣』のその後ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  『美女と野獣』のその後 


『美女と野獣』のその後

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

以前から、これは納得いかん、と思ってたふたつのおとぎ話があります。

それは『美女と野獣』と『カエルと王女』。

『美女と野獣』は今度実写で映画になるそうで、納得いかん感をふつふつと思い出しました。

どちらの話も美しい女性と醜いものの組み合わせ。

最初は美しい女に拒否される醜いもの(野獣、カエル)。

それがしだいに心を通わせあい、最後にはおたがい愛し合う。

すると、醜いものはなんと、実はイケメン王子。

魔法使いにより、醜いすがたにされていたけれど、愛されたら元に戻れる。

無事、もとの姿に戻ったイケメンは、美しい女と末永くしあわせに暮らしました、めでたしめでたし。

という話。

それを読んでの感想は、


裏切られた 2014 11・5



「裏切られた・・・」

という感想しかなかった。

醜いものに感情移入して読んでいたわたしは、醜いものに置いてかれた気がして、非常に複雑な思いになったのです。

あんたがそのままでいてくれないと、もとから醜いものたちはなにを心のよりどころとして生きていけばいいんだよ!

せっかく醜いままの姿を受け入れてもらえたのに、イケメンに戻ったら、意味ないじゃないか、裏切り者!

そう憤慨しました。

そうして考えます。

ほんとに末永く幸せに暮らせるだろうか?と。

イケメンに戻った王子は、果たして謙虚なまま一生暮らせるのだろうか?と。

もしわたしだったら、イケメンに戻ったらやりたい放題するような気がする。

あれ?みんなの目つきがぜんぜん違うよ。

オレ、めちゃモテてる?

とやっぱり思うだろうし、ついついそういう目線の女性に甘いことばのひとつもかけてしまうと思う。

それが気に入らない妻。

ねちねち言うだろう。

「醜いころを忘れるな!」

とすごい形相で言うだろう。

そしてふたことめには、

「だれのおかげでイケメンになれたと思ってるんだよ!」

と恩を着せるだろう。

しかし、当のイケメンの心はここにあらず。

まるで本国ではまるでモテなかったのに、日本ではやたらモテてる外国人のように、にやにや顔の毎日。

それに反して嫉妬に狂いだんだん醜くなる妻。

もはや以前の美しさは見る影もない。

ああ、醜い夫はかわいかった。

愛するに値する夫だった。

しまい妻は魔法使いにお願いするのです。

「どうか、わたしの夫を醜い姿に戻してください!」

と。

結局、美女と野獣はエンドレス。

めでたしめでたし。

って、めでたくないよ!

と思われるでしょうが。

わたしは野獣が醜いままでいてくれるほうがしっくりくるのです。

心を受け入れることがいちばん大切なのだから、わざわざイケメンに戻らなくてもいいじゃないか。

醜いものを醜いものとして愛してあげて欲しいと考えてしまいます。

ところで。

興味ぶかいのは、

醜いのが男側なら、なんだかメルヘンになるのですが。

美しい女が醜くなってしまうと、これはもう文学です。

谷崎潤一郎はそこらへん、『春琴抄』という小説でこわいくらい上手に書いてます。

たぶん。

読んだことないけど。(なんじゃそれ)

ともあれ、美女ではないものにとっては、おとぎばなしってなんだかもやもやすることが多いです。

あるいは、そんなことを考えるわたしの心が醜いのかもなあ。

それでは~


とりぶう

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