喪中の覚悟ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  喪中の覚悟 


喪中の覚悟

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

中学のときに同居のひいばあちゃんが亡くなって、

その翌年には年賀状が激減してたのを覚えています。

喪中っていうのはすごい威力なんだなあとヘンに感心しました。

年とともに、おじいちゃんおばあちゃんが亡くなったという喪中ハガキをもらうようになり、

その中にちらほら、親がなくなったという喪中ハガキがまざるようになりました。

そのうち、わたし自身も父が亡くなり喪中ハガキを出したりして、

毎年、喪中ハガキをもらうのがあたりまえになりました。

今年も、友人のひとりからお父さんが亡くなったという喪中ハガキが届き、

「まだ69歳だったんやって。若いのになあ」

と話していたとき。

また一枚、喪中ハガキが届きました。

16年前から年賀状だけをやりとりする友人。

九州に住む彼女からは毎年、子どもさんの写真入りの年賀状が届いていました。

裏を見ると、差出人のところには4人家族のはずが3人の名前しかなく、

文面を読むと、友人本人が4月に亡くなったという知らせでした。

享年42歳。


とうとうそんな年に 2014 12・3




病気なのか事故なのか、そのハガキだけではわかりませんが、

いつもだんなさんの横にあるはずの彼女の名前がないだけで、

下にある子ども2人の名前が、いやにさみしそうにうつりました。

まだたしか小学生くらいだったよなあ。

その友人とであったのは17年前。

わたしたちがワーキングホリデービザでニュージーランドにいたときにおなじ英語学校にいた子でした。

ほんの1か月ほどの付き合いなのに、こんなに長いこと年賀状のやりとりがあるのが不思議ですが、

外国にいるとなにか戦友めいた気持ちがわくのか、日本にいるときよりも親しくなりやすいのかもしれません。

とても英語ができる人だったので、そのうちまた外国に行ったりするのだろうか?

と思ってるうちに結婚して出産して、

赤ん坊だった子どもたちが年々成長していって、

それらを全部年賀状で知って、

いわゆる順風満帆に人生を送っているように見えた彼女。

壮絶なことがあったのか、あるいは、あっという間のことだったのか。

うすむらさきの喪中ハガキからはなにもわかりません。

それを出さなければならないダンナさんの気持ちを考えると、ただ胸がぎゅうっとしめつけられるのです。

もう覚悟の歳になったのだなあ、と。


それでは~


とりぶう

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なんだか

喪中だらけで年賀状を出す機会が減った。
*o_ _)oバタッ

そんな歳なんだなぁ(=_=)

のぶちんさん。

そうなんですよね~。
そろそろ自分の世代に喪中がしのびよってくると、
元気でいられることがほんとにありがたいと思いますよね!
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