鳴きたいときに鳴くのであるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  鳴きたいときに鳴くのである 


鳴きたいときに鳴くのである

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

金曜日は『吾輩はモコである』です。

モコ目線でいろいろ書いてます。



吾輩はモコである。
文鳥である。
人間観察が趣味である。
吾輩の飼い主であるしかちくととりぶうは、毎日大笑いしている。
なにがそんなにおもしろいのか吾輩にはとんとわからぬ。
今日は、
「今週は、毎日走れたな」
「満願や」
「満願やな」
「二酸化マンガンやな」
といって大笑いしていた。
笑いどころがわからぬ。
吾輩はよくわからないので何も言わないが、ときどき気晴らしに鳴く。
鳴いていると、
「モコは音楽が好きなんやろな」
「音楽でめちゃめちゃ鳴いてるもんな」
と勝手に解釈して、吾輩をカテゴライズしようとする。
吾輩にそんなつもりはまるでない。
吾輩に人間の笑いどころがよくわからないように、人間にも吾輩の鳴くタイミングがわかっていないのである。
吾輩はとくに鳴く場面を決めていない。
鳴く場面どころか、何をするのも決めていない。
自由なのである。




自由なのである 2015 2・27


自由なのだから、どこでも用を足す。
人間のように、用を足す場所が決められているなんてまっぴらである。
それだから、飛びながらでも用を足す。
そんなこと意識したこともなかったが、人間たちは、
「モコは飛びながらフンする」
と大騒ぎだ。
何がそんなにめずらしいかわからぬ。
二回目に飛びながらフンをしたときには、
「このモコは飛びフンをする子やから」
と、なにやら知ったかぶりである。
吾輩をそんなふうに決め付けてかかるのがなにかくやしいので、それ以来飛びながらフンをすることはない。
しかし、ことあるごとに、
「モコは飛びながらフンするからなあ」
と暗に飛びながらフンをしろとでもいうかのごとくに話している。
たったの2回なのにとんだレッテルを貼られたものである。
吾輩は自由である。
それを喧伝するために今日も高らかに鳴いているのであるが、その声を聞いては、
「とりぶうがどっかに行ったら鳴くで」
「しかちくが階段下りてきたら、鳴いてるで」
などといちいち笑っている。
そのうえ、
「モコはやっぱり恐竜の子孫やなあ。鳴き声も恐竜っぽい」
「やっぱり、鳥と恐竜は似てるな」
と目を細めている。
見たことないものと比べて、似てるといえるこの感覚。
そのうえ鳴き声ときた。
人間はわからないであろうが、同じ文鳥でもまるで鳴き声はちがう。
それもわからないのに大雑把に恐竜と似てるといえる人間というものは、つくづく不思議な生き物である。




モコは夜寝るときにはかならず隅っこに移動します。


それでは~


とりぶう


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