ふかいのであるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ふかいのである 


ふかいのである

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

金曜日の妻たちへ、というドラマが流行ったころ。

まだまだ世の中はゆっくり動いていたような気がします。

きっと妻たちは金曜日を待ち望んでいたはずで、

ああ、まだかしら金曜日・・・・

と物思いにふけっていたのです。

いまはあっという間に時間がすぎる。

え、今日はもう金曜日かいな!?

と妻は大騒ぎするのです。

世の中の動きが速くなったのではなく、わたしの人生が加速度ついてきたということなのかもしれません。

ああ、いつのまにか21世紀。

平成27年。

「平成」の文字を誇らしげにかかげていた小渕さんの顔はいまでも鮮明に思い出せるのに、

あれからもう27年とは。

大人になってからが人生は長いのだなあと、ようやく気付き始めた金曜日。

モコ日記の日です。

文鳥モコの目線で語ります。





吾輩はモコである。

文鳥である。

恐竜の子孫である。

夏になると、日本全国お化けが出現することにわくわくするらしいが、

それとともに、なぜか夏になると恐竜熱がさかんになるようだ。

子どもたちがヒマになったら、恐竜が気になるらしい。

そうして、毎年、けっこうな数の恐竜マニアが生まれ、その中から、

「え!?恐竜って、進化して鳥になったの!?」

と気付くのである。

そうしてふと横を見ると、すずめやカラスが目にとまり、

「もとは恐竜なのか~」

と尊敬のまなざしを受けることになる。

鳥類は陸海空、全部網羅している。

空を飛ぶのはもちろん、陸を走るもの、海をもぐるもの、多様性の宝庫なのである。

そう、われわれ鳥類の広がりは複雑かつ深いのである。




深いのである 2015 7・31




とりぶうはそれをいつも熱く語っている。

なぜかわがことのように熱く語っている。

しかし、この女はいつも語るときは熱い。

きのうも、新しいサンダルで靴ずれし、足の小指の皮がめくれた話を熱く語っていた。

なんでも、足の小指の皮がめくれかけていたので、ぎっちりと絆創膏をまいておくと、皮がくっついた。

しかし、なんだかかゆい。

かゆい理由は、古い皮がはがれかかっているからなのである。

しかし、古い皮はもう一度みんなといっしょに皮としての仕事をやってゆきたい、と思っている。

新しい皮膚たちは、古い皮のことがじゃっかんうっとおしい。

引退したのに練習方法に口出ししにくるやっかいな先輩のごときなのである。

だから、もうあんたの覆う場所はないんやで、と暗にかゆみに訴えていやがらせをしている。

古い皮は、そこをなんとか、と老体にムチうって踏ん張っている。

どうしたらええんや?

という、とんでもなくどうでもいい話を熱く語っていた。

しかちくにも子どもたちにも、

「気持ちわるいどうでもいい話を聞かされた」

とげんなりされていた。

鳥類の多様さは深いのであるが、

ただでさえ暑いときにされる興味のない熱い語りは、不快以外なにもないのである。





モコはさいきん、かごから出せ出せアピールがすごいです。

モコの水浴びは盛大すぎるのに、その後ひっそりとじっとしています。

なんだかギャップがすごいんだなあ。

それでは~


とりぶう

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