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オドロキの自由研究

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

男は度胸、女は愛嬌の昭和時代。

学校で習う教科も、男は技術で女は家庭科。

男が家庭科、女が技術を学ぶことはなかったのですが。

今は男女差なく両方教えられてるらしい。

むしろ、調理実習ではやたら上手な男子がいたりするらしい。

女子もハンダゴテでなにやかや作るらしい。

おまけに技術が、のこぎりとハンダだけの教科ではなく、パソコンのプログラミング的な教科になってるらしい。

びっくりするくらい不器用で機械オンチなわたしはつくづく、今の子どもでなくてよかったと思います。

愛嬌さえあればよかったのだから。

いや。

愛嬌さえ、ていうけどね。

もともと愛嬌のない者が、愛嬌を身につけるのがどんだけ大変か。

愛嬌なんか学校で教えてくれへんからね。

愛嬌なんか、むしろ生まれつきやからね。

努力してもそんなに身につけへんからね。

あ~あ、愛嬌って永久歯みたいに、みんな平等に出てくるものだったらええのになあ~。

というわたしのぼやきはおいといて。

高校2年のとき。

家庭科の夏休みの宿題は、自由研究でした。

裁縫で作品をつくってもよし、家で料理をつくってまとめるのもよし、家庭科に関係ある世界の文化比較でもよし、

とにかくなにか研究すればよいというざっくりしたものでした。

2学期最初の家庭科の授業は、自由研究の発表。

わたしはバスタオルでバスマットを作るという、カップヌードルにさえ「えらい簡単にできるなあ」と褒められそうな作品を発表しました。

しかしみんなそんなもので、夏休みにやっつけ仕事で簡単につくったものばかりだったので、それほど目立つこともなかったのですが。

ひとり、すごい研究をしていた子がいました。

彼女はまじめだけど成績がそれほどよくなく、

悪い子ではないのだけど、融通があまりきかない頑固な女子でした。

そのまじめ女子、がん子(仮名)の自由研究がすごかった。

それはふとんのダニの数を調べるというもの。

ふとんを干したとき、干してたたいたとき、たたかなかったとき、

など、あらゆる場面でのダニの数を数えて発表するというものでした。

がん子は筋肉マンに出てくるラーメンマンに似た女子。

あの無表情な感じで、淡々と、

「干したときのダニは~匹、干さなかったときには~匹だったので、
干したら~匹減っていることがわかりました」

とグラフつきで説明。

みんな神妙に聞いていたものの。



なぜその研究を? 2015 9・16



なぜその研究をしたのだろう?

という疑問がわいてしかたなかったです。

ダニと聞いただけでも、なんだかかゆくなるのに。

それを相当数、数えたのかと思うと、

よっぽどダニが気になってたんだろうなあ・・・

としみじみと思ったことを覚えています。

あと、ダニってそんなに目で見えるものなのか、とおどろいたことも覚えています。

そして、ダニの数調べなんて、だれもが嫌がるような題材をあえて選んだがん子ってすごいな、と思いました。

女は愛嬌の時代だったけど、

がん子はある意味、度胸のある子だなあと思いました。

まじめ一徹みたいな彼女。

いまでもきっとふとんをしっかりたたいて干してるに違いない。

それでは~


とりぶう

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