日の目を見たライセンスとヘタレの座 ~体験ダイビング体験!記 (3)~
テーマ : 日記
ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。
『失われた時を求めて』(マルセル・プルースト著)という長編小説は、
1913年から1927年まで刊行されたひじょうに長い小説です。
計算したら、14年くらい失われた時を求めとったんやな。
とわかります。
おもしろいかって?
それは各自で判断してください。
わたし?
わたしは読んだよ。
何回も何回も、タイトルだけは。(なんじゃそれ)
その小説の失われた時がなんなのかはよくわからんですが。
しかちくにとって、ダイビングの時間というのは、ライセンスを取ったときからずっと欲していたものであり。
それこそ、17年間失われ続けていたのが、ダイビングの時間。
年をとってもうダイビングには適さなくなるまでにはどうにかもぐりたい!
その思いを抱き続けて17年。
ようやく日の目をみることになったライセンス。
ダイビングショップのオネエぽいお兄さんに、カード見せてくださいといわれて見せたカード。
それは『PADI』の文字がさんぜんと輝くカードでした。
しかし。
そのカードの写真のしかちくは、
失われた時がなかったんじゃないの!?
というくらい老けてて、
むしろ今のほうが若く見えるんじゃないの!?
というくらいなんやかや突っ込みどころ満載で、
ともすれば、
いつ帰化したの!?
と聞きかねない勢いの外国人ぽさがムンムンとただよい、
それを見せられたキューピー夫妻も、思わず絶句のカードなのでした。

キューちゃんもピーちゃんも分別のある社会人なので、
指名手配犯!?みたいな風貌の写真のしかちくを見ても、
いちおう、「わかいわかい」的なことをいってくれてたのですが。
「このひと、ほんとに日本人?」
という疑念がわいたのを感じました。
オネエぽいお兄さんは、事務的な書類をチェックしたあと、停泊している船を指し、
「いまからあれに乗って行きますね」
と平然と言います。
え、もう!?
と思いました。
わたしとしてはいったんどこかの建物で講習めいたことをして、
ふむふむ、ダイビングというのはこういうふうにどやこやするんやな。
と頭に叩き込んだ上でするものだとおもっていたので、かなり面食らいました。
しかちくもキューちゃんも、とくにおどろくことはなく、
どよめいているのは、わたしとピーちゃんでした。
ピーちゃんはライセンスも持ってて、ダイビングも何度か経験済みなのですが、
「ほんとにダメ!すっごくパニックになるから!」
とヘタレの座をわたしから奪ういきおいです。
わたしも、
「なにいうてんの!ぜったいピーちゃんのほうが上手やから!
あたしは初めてもぐるんやで!」
と負けずに主張するのですが、
「とりぶうちゃんのほうが、絶対上達するから!」
「ウソばっかり!ピーちゃんは先輩やねんから!」
「そんなことない!」
となぜかわたしたちはヘタレの座を奪い合うことに専念していました。
「体験ダイビング体験!記」 まだ続きます。
それでは~
とりぶう
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あしたも、お待ちしております。!
みなさんこんにちは。
『失われた時を求めて』(マルセル・プルースト著)という長編小説は、
1913年から1927年まで刊行されたひじょうに長い小説です。
計算したら、14年くらい失われた時を求めとったんやな。
とわかります。
おもしろいかって?
それは各自で判断してください。
わたし?
わたしは読んだよ。
何回も何回も、タイトルだけは。(なんじゃそれ)
その小説の失われた時がなんなのかはよくわからんですが。
しかちくにとって、ダイビングの時間というのは、ライセンスを取ったときからずっと欲していたものであり。
それこそ、17年間失われ続けていたのが、ダイビングの時間。
年をとってもうダイビングには適さなくなるまでにはどうにかもぐりたい!
その思いを抱き続けて17年。
ようやく日の目をみることになったライセンス。
ダイビングショップのオネエぽいお兄さんに、カード見せてくださいといわれて見せたカード。
それは『PADI』の文字がさんぜんと輝くカードでした。
しかし。
そのカードの写真のしかちくは、
失われた時がなかったんじゃないの!?
というくらい老けてて、
むしろ今のほうが若く見えるんじゃないの!?
というくらいなんやかや突っ込みどころ満載で、
ともすれば、
いつ帰化したの!?
と聞きかねない勢いの外国人ぽさがムンムンとただよい、
それを見せられたキューピー夫妻も、思わず絶句のカードなのでした。

キューちゃんもピーちゃんも分別のある社会人なので、
指名手配犯!?みたいな風貌の写真のしかちくを見ても、
いちおう、「わかいわかい」的なことをいってくれてたのですが。
「このひと、ほんとに日本人?」
という疑念がわいたのを感じました。
オネエぽいお兄さんは、事務的な書類をチェックしたあと、停泊している船を指し、
「いまからあれに乗って行きますね」
と平然と言います。
え、もう!?
と思いました。
わたしとしてはいったんどこかの建物で講習めいたことをして、
ふむふむ、ダイビングというのはこういうふうにどやこやするんやな。
と頭に叩き込んだ上でするものだとおもっていたので、かなり面食らいました。
しかちくもキューちゃんも、とくにおどろくことはなく、
どよめいているのは、わたしとピーちゃんでした。
ピーちゃんはライセンスも持ってて、ダイビングも何度か経験済みなのですが、
「ほんとにダメ!すっごくパニックになるから!」
とヘタレの座をわたしから奪ういきおいです。
わたしも、
「なにいうてんの!ぜったいピーちゃんのほうが上手やから!
あたしは初めてもぐるんやで!」
と負けずに主張するのですが、
「とりぶうちゃんのほうが、絶対上達するから!」
「ウソばっかり!ピーちゃんは先輩やねんから!」
「そんなことない!」
となぜかわたしたちはヘタレの座を奪い合うことに専念していました。
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とりぶう






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