利己的遺伝子の生きる意味ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  利己的遺伝子の生きる意味 


利己的遺伝子の生きる意味

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

20年ほど前、いちじき、利己的遺伝子ブームが到来しました。

到来したと思ってるのはわたしだけかもしれませんが。

そのころ本屋で働いていたので、そういうたぐいの本がたくさん出版されてた記憶があります。

いわく、

遺伝子というのは利己的なもので、

自分のコピーを増やすということだけを目的に生きている。

ということ。

へ~。

と思いました。

遺伝子というのは数を増やすために有利な乗り物を探していて、人間も遺伝子にとったら乗り物にすぎない。

だから数が多くなったものが勝ち。

そんな理屈です。

それを思い出したのは、昨日、うさQがカタツムリに寄生する虫の話をしたからです。

なんでも、ロイコクロリディウムという寄生虫は、カタツムリの目(触覚)に寄生。

そしてカタツムリの目の部分であたかもイモムシであるかのごとく擬態。

それを見た鳥が、

「うひょ、あんなとこにイモムシが!」

と思って食べる。

まんまと鳥のおなかの中にもぐりこんだイモムシもどきのロイコクロリディウム。

鳥の腸で成長。

鳥の腸に卵産む。

そのうち鳥がフンする。

卵くっついて出る。

それをカタツムリが、

「うひょ、なんかうまそうなもんがある!」

と思って食べる。

ロイコクロリディウムはまんまとカタツムリに入り込む。

そして目でイモムシのふりをする。

鳥が見て、

「うひょ、あんなとこにイモムシが!」

がくり返されるのだそう。

うさQは生物の授業でそれを知ったらしいのですが。

生徒たちの反応は、

「ロイコクロリディウムの生きる意味って・・・」

というものだったそうな。






生きてる意味は 2016 2・23





たしかに。

カタツムリの目や鳥のおなかの中に入るだけの一生。

若者たちが、生きがいってなに?

と思うのもムリはないと思います。

ロイコクロリディウムの気持ちになったことはないのでわかりませんが。

きっとロイコクロリディウムの遺伝子は、

「うししし、今回も首尾よくカタツムリに寄生できた」

とか、

「よしよし、鳥がうまく食ってくれた」

とか、

思っているはず。

「生きる意味=増えること」な彼らにとってみたら、人間が「生きる意味」などを考えてるのはよくわからんでしょう。

そして、人間の数が70億を突破し、

近い将来80億にせまる勢いで増えていってるのを見ると、

「人間は首尾よく増えとるな」

と思っているはず。

そして、

「人間たちは増えていってしめしめと思ってるやろうな」

と見てるかもしれず。

まさか人間たちが、

「生きがいがなくなった」ときにやる気を失い、

生きてる意味すらなくなってるということなど知らんはず。

そう考えたら。

生きてることは、遺伝子にとってみたら、無事に増えることができた喜びであるはず。

どんなにつまんない人生であっても、遺伝子は喜びにあふれてるはず。

乗り物である人間がどんだけ悩んでようが苦しんでいようが、遺伝子は増えた喜びしかないはず。

生きてる意味もなにも、自分の体は遺伝子たちが増えよう増えようとがつがつとがんばった結果存在するものであり、喜びにあふれて生まれたものなのだ。

だから生きてるだけで、遺伝子は喜んでる。

ビバ、命!

と声をあげてるはず。

と、壮大なことを語ってしまいましたが。

じつのところ、さきほどロイコクロリディウムの画像を検索してたら、

気持ちわるすぎ画像がわんさか出てきてしまって、

鳥肌を沈めるために、まったく違うことを考えようとした結果です。

気になる人は検索してください。

思い出しても、食欲がなくなること請け合い。

いろんな命があるけれども。

人間でよかったとあらためて思うんだなあ。

それでは~


とりぶう


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