ひとえ二重のハーモニーショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ひとえ二重のハーモニー 


ひとえ二重のハーモニー

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

わたしに子どもが生まれたら、

目の細いのっぺりした顔の子が生まれると思っていました。

わたしが最近似ていると家族に評判の相撲取り、逸ノ城のような、目を開いても閉じてるみたいな顔の子が生まれると思っていました。

しかし、現実はそうではなかった。

子どもたちはふたりともくっきりとした二重まぶた。

わたしのひとえまぶたはだれにも受け継がれていません。

しかちくがはっきりした二重まぶたなので、それを受け継いでいるもよう。

わたしだけがひとえだ。

逸ノ城に似た子は生まれなかったかわりに、わたしが逸ノ城に似てきた。

くやしい。





仲間はずれを探せ 2016 2・24




じつは。

ひとえまぶたと二重まぶたでは、二重のほうが優勢遺伝なので、

両親のどちらかが二重の場合、子どもは二重になりやすいのだとか。

わが家にもそれが当てはまります。

しかし。

当てはまらないこともあります。

わたしの両親は、父がひとえ、母が二重。

そして、4人の子どもはみんな、ひとえでした。

家族では母だけがくっきりとした二重で、わたしたち娘は口をそろえて、

「他のいらんとこはお母ちゃんにそっくりやのに、いちばん似てほしい二重が似てない!」

と母に文句を言いました。

しかし母にしてみても、そんなことは知ったこっちゃない。

むしろそこは自分に似てほしかったのだ。

父のひとえの遺伝が強烈だったのか、子どもはどれも切れ長のひとえである。

ああ、クセ毛などの似なくてもよい部分はあんなくっきりと似てるのに、どうしてこのパッチリした目が似てないのだろう?

と嘆いたのかどうか。

孫であるうさQやカメ氏に会うと、母はかならず、

「うさQちゃん、きれいな二重やなあ。

カメ氏くんもはっきりした二重でよかったなあ」

とほめます。

子どもたちは、

「おばあちゃんこそはっきりした二重やのに、なんであんなにほめるんやろう?」

と困惑気味。

やっぱり、母も二重の子を期待してたんやな。

と、娘のわたしとしては、フクザツなような、おかしいような。

それでも。

とくにひとえで困ったこともなかったので、べつにいいのですが。

さいきん、加齢のためか目の上の余分な脂肪が取れて、わたしの目が少し二重になりつつあります。

いまさらもういい、という気持ちと、その調子で二重になれ、という気持ちが混在してます。

しかちくは、

「とりぶうは、ひとえやからええねんで。そこがいちばんええとこやねんで。

二重になったら、ええとこひとつもあれへんで!」

と言います。

え~、あたしはそこしかええとこないの?あんた、よくそれで結婚できたね!

と驚きましたが。

とりあえず拾う神あり。

ありがたく聞いておくことにしよう。

はっきりとひとえだったころは、自分は奥二重だと主張してゆずらなかったのだけれど。

今は、ひとえだと言い切ってます。

あのころ好きではなかった自分の顔が、長年つき合ってきてようやく好きになってきたのかもしれんなあ。

それでは~


とりぶう


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