吾輩は猫ではないのであるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  吾輩は猫ではないのである 


吾輩は猫ではないのである

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

毎年毎年同じ季節に同じことを思うわたしのルーティンのひとつに、

『早春賦』を思い出すというのがあります。

春は名のみの風の寒さや

で始まるあの歌。

ああ、まさに今日のことであるよ。

宮古島のくせに寒いと思ってたら。

ダイビングを終えた人が、上半身ハダカで風に吹かれていた。

寒そう~、と思ったけど、案外平気そうな顔だったので、

皮膚がアザラシ並みなんかな、と思いました。

金曜日。

モコ目線の日記です。






吾輩はモコである。

文鳥である。

昨日の昼のことである。

いきなりカゴごとキッチンにつれて行かれた。

キッチンにつれてゆかれることはよくあるので、特に驚くべきことでもないのであるが、週末の夜がほとんどなので、平日の昼というのに少し驚いた。

つれてゆかれると、いきなりしかちくに体をむぎゅっとつかまれて、板に開けられた穴に頭を突っ込まれた。






新手の断頭台? 2016 3・11




まさかギロチンか!?

とおそろしくなり思わず飛び回った。

吾輩は自由を愛する文鳥であるが、飼われているということは重々承知。

人間の顔色を最低限はうかがって生きているつもりである。

なのにこの仕打ちはひどいではないか。

吾輩はできるだけ逃げてやろうと思ったが、残念ながら勝手知ったる場所ではないのですぐに捕まってしまった。

不本意である。

そしてまた例の穴に頭を突っ込まされる。

ナニゴトかと思っていたのであるが、人間たちの話を聞いているとだいたいの内容がわかってきた。

毎朝、とりぶうは吾輩のえさを換えるとき、あまったえさを庭にまく。

それを食べにスズメが来る。

それをしかちくの父、とりぶうにとっては義父氏が見て、スズメに小屋を作ってやらねばと思った。

義父氏は小屋を長屋形式にして、中に卵でも産めばかわいい、できればメジロなんかも来てくれたらいい、と考えた。

しかし入り口の穴の大きさはどれくらいが適当か。

ああ、モコがいる。

モコで実験。

モコ、いっぺん穴に通したって。

ということになったらしい。

義父氏が言うには、

「頭が通ったら体ぜんぶ入る」

とのことだったらしいが、吾輩の頭は通るものの、体が案外入らない。

きっと人間は、

「猫だったら、頭が通ったら体が通るのになあ」

と思っているらしかった。

吾輩は猫ではない。

この調子で第二弾があるらしい。

どうかスズメたちは吾輩の苦労をくんで小屋を家として活用してくれることを願うばかりである。






モコはかなり、飛ぶのが下手です。

野生じゃなくてよかったなあ。


それでは~


とりぶう


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そうか

モコは鳥なのに飛ぶのが下手なのか・・・。

(のぶちんは人間なのに考えることが下手だよね)<神の声>

なぬ!?
人だと考えなくてはいけないのか?(@_@)

のぶちんさん。

モコは着地するとき、かならずといっていいほど、
前のめりにつんのめって転びそうになってます。
おいおい、鳥だろ?
と思いますが。
マンボウも泳ぐの下手だっていうし、
のぶちんさんも考えるの下手っだっていうし、
みんなちがってみんないい!はははは
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