東京弁ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  東京弁 


東京弁

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

子どものころ、ドラマを見るたびに思っていたのは、

「ほんまにこんなしゃべり方してる人、いてるんかな?」

ということでした。

片田舎に住んでいると、標準語といわれる言葉があまりにもなじみなさすぎて、

『あなたが行きたいって言うからじゃない!』

『何を言ってるんだ、そもそもニューヨーク行きは君が決めたことじゃないか』

などという会話を聞いても。

「この人たち、この会話のために一生懸命、標準語覚えたんやろうな」

とすら思っていました。

だって、自分のまわりにいる人々は、日本人やけど標準語通じるかな?と思われるくらい、どっぷり方言人ばっかり。

わたしも含め、どっぷり方言人というのはがさつで落ち着きがなく語尾がやたら強い。

そんな境遇なので、まさか「〇〇だわ」とか、「〇〇なの」とか、しゃべる人が本当に存在するというのは信じられず。

むしろ、宇宙人の存在のほうが信じられるわ、くらいに思っていました。

標準語をしゃべる東京の人というのは、きっと落ち着いてて物静かで、しゃべるときの語尾もしっとりとゆるやかに終わる人々なのであろう、と思っていました。

が。

そんな東京人観は高3のとき、くつがえりました。

わたしは高3の1年間、週に1回だけ、土曜日の午後に英語塾に通いはじめました。

塾といっても、先生の自宅に行って教わる式のもの。

先生ひとりに生徒はふたり。

客間の和室が教室で、正座で教わりました。

その先生が生粋の東京人だったのです。

東京の有名私立大学を出たやり手風のおばさん。

見た目が派手で、しゃべり方も派手。

なにより驚いたのは、先生のしゃべり方。

「〇〇だわ」というしゃべり方はまったく出てこず、

「ここは過去分詞だってんだよ!」

「だから、be動詞はどうしろっつった?」

のような、べらんめえ口調。

むしろがさつで落ち着きがなく、語尾が強かった。




生東京弁 2016 6・7



ほんまの東京弁って、こんなんなんや・・・・

と衝撃でした。

そのうえ、土曜日の午後すぐの時間だったので、昼ごはんを食べたあとらしく、

よく爪楊枝をシーハーしながら現れたのを覚えています。

わたしはその先生が怖くて、怒られないように必死に予習していきました。

そのおかげか、そこそこ英語の成績はあがった。

先生がおそろしかったからよかったんかな。

ドラマの中でしか見たことのない東京の人は、近寄りがたい上品な人々という印象だったのですが。

実際の東京の人というのは、いろいろなタイプがいるとわかりました。

その後。

東京出身者と出会うこともありましたが。

あの先生よりも強烈な女性には会ったことがないので、良い出会いだったというべきなのかもしれんなあ。

それでは~


とりぶう

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