吾輩は自由であり孤独であるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  吾輩は自由であり孤独である 


吾輩は自由であり孤独である

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

宮古島に移住して5年という人が、まったく関西弁が抜けてなかったという話をカメ氏としていたら。

「お母さんも10年住むのにまったく抜けてない」

と言われた。

そうだったんか。

家の中の公用語が関西弁だったので気付かなかった。

そんなカメ氏は学校では宮古弁。

「関西弁しゃべって」

といわれることも多いそうで、そのたびに、

「もう忘れた」

と返答しているらしい。

なんかうらやましい。

でもわたしだったら、

「もう忘れたわ~」

とばりばり訛って返事しそうだな。

あぶねー。

という金曜日。

モコの日記です。






吾輩はモコである。

文鳥である。

とりぶうはよく文鳥画像を検索している。

本物の文鳥を見ているだけではあきたらず、二次元の文鳥にも触手を伸ばしだしたと見える。

ばかげている。

検索しては、「かわいーかわいー」と奇声を発する。

およそかわいさとは程遠い人間が「かわいー」と連発するほど気色悪いものがあろうか、とげんなりする。

そうして文鳥ゴコロが高まったのか、

「モコモコ!おいで!モコモコ!」

と吾輩を呼ぶ。

無視するに限る。

呼ばれたところで答えてみても何もメリットはない。

せいぜいつかまれてぎゅうぎゅう鼻を押し付けられるだけなのだ。

今日も文鳥画像を検索していたとりぶうは、なにかを見つけてにやついていた。

「なあなあ、ハワイでは野生の文鳥がいっぱいってよ!

それがなついてるってよ!ああ、ハワイ行きたいな~」

そんな理由でハワイに行きたいとは、ハワイも軽んじられたものである。

ハワイに行かずとも文鳥によく似たスズメの群れなら、庭に山ほど来るではないか。

それを見ておけば良いのにと、吾輩は思う。

しかしとりぶうにしてみたら、わざわざ金を出してまで手に入れるほどの文鳥が、野生でしかも群れでいる、というところに価値があるのだそうだ。

群れのメリットはよくわからぬが、画像を見たらいかにもきゅうくつそうではあった。





きゅうくつ 2016 6・24




限られたエサを取り合いしながら食べている。

自分の好きなだけ好きなときに食べられる境遇の吾輩からすると、気の毒でしかたがない。

しかし、野生というのはそういうものである。

群れでいるほうがなにかと都合がよいのであろう。

敵に襲われにくいとか、エサが見つかりやすいとか。

メリットを確認できているから群れるのである。

でなければ離脱するのみ。

吾輩は最初から群れのよさを知らぬ。

ひょっとしたら群れは群れで居心地がよいものかもしれぬ。

顔なじみのやつと一緒にエサを食べるのは、なにかしら心浮き立つものがあるのかもしれぬ。

このエサは美味い、こっちはまずいなどの情報が共有できることは、自分ひとりで美味いえさを探し出すことに比べたら、はるかにメリットだといえる。

しかし群れと孤独の両方を同時に手に入れることはできない。

どちらかを選んだとたん、もう一方のメリットを手放すことになる。

そもそも吾輩には選択肢そのものが最初から与えられていない。

しかし人間は与えられている。

自ら進んで選んだ境遇なのであれば、メリットをせいぜい享受しなければならない。

ないものを数えてももう遅いのである。

群れに所属しない吾輩は、自由である。

しかし自由とは孤独である。

自由でいるからには孤独に耐えうる力が必要である。

その力を持ったもののみが、自由を満喫できるのである。






モコのカゴの中には、えさばこが三つあります。

小×2、大×1

いままで小のエサばっかり食べてたのが、さいきん大を食べるようになった。

そのため小のエサの量を減らしています。

気付いてるかどうかはわからないけど、モコの食べるのが、大エサがちになってる。

このままいけばそのうち、大ばかりになる気がするんだなあ。

それでは~


とりぶう

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No title

「来ない」という表現をご存知のとおり
神戸では「こおへん」、大阪弁では「けえへん」
そして京都弁では「きいひん」です

神戸に越して14年、経ちましたが未だに「けえへん」と言ってしまいます
文鳥とか、人間を選ぶそうですね
気に入った人間のところだと、自分から飛んでくるとか

文鳥とお金は私のところへちっとも「けえへん」ですA^^);

FREUDEさん。

たしかに文鳥は好き嫌いがはっきりしてますね~。
先代のモコはわたしになついていたので、呼んだら飛んできたのですが、
今のはマイペースなのか、だれがよんでも飛んできません。
そういえば、「来ない」は和歌山弁では「来えへん(きえへん)」です。
「来ない」ひとつでも関西弁はいろいろですよね~!
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