それ、どんな会!?ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  それ、どんな会!? 


それ、どんな会!?

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

宮古島にやってきた和歌山実家一行。

どこを見ても広がるサトウキビ畑や、

思わず息をのむほど透明感ある海、

伊良部島の道の両脇にずらりと並ぶお墓群など、

和歌山では見られないめずらしいものをたくさん見ては歓声をあげ、

もてなす側としてもひじょうにやりやすい観光案内だったのですが。

あるとき、トイレから戻ってきた妹が、奇妙な生き物でも見たような顔つきで、

「なあなあ、トイレに貼ってたんやけど、『さしばの会』ってなんやろう?」

とふしぎそうに言います。

妹は、差し歯にしている人々の集会があるのだろうとでも思ったらしく、

なんと宮古島では奇妙な会があるものだなあとしきりに首をひねっていたのですが。

さしばはさしばでも宮古島でいうのはあのさしば。

鳥のサシバなのです。




さしば 2016 8・11


宮古島や伊良部島は、毎年サシバがわたってくるのが秋の風物詩。

「サシバ」といえば、宮古島では差し歯よりも鳥のサシバなのです。

それを聞いた妹は、

「おかしな会やなと思った」

と大笑い。

その後も、このことを思い出しては笑うことになるのですが。

歯関連の話といえば。

車の中で、入れ歯の話になったとき。

母が、いきなり笑い出します。

「なに?お母ちゃん、何が面白いん!?」

と聞くと、母はエビのように体をまるめてますます大笑い。

「おもしろすぎて言えん」

といいます。

なにも言えねえ北島康介か。

「なによ、なに?」

わたしたちが笑う母をせかすと、母は、

「入れ歯忘れた」

と言います。

なんでも部分入れ歯を入れてくるのを忘れたのだとか。

「えー!お母ちゃん、あんなに大事な場面では入れ歯入れ歯っていうてたのに、こんな肝心なときに忘れたん!?」

妹は大騒ぎ。

母は他人事のように、

「むははははははは」

と笑うばかり。

騒いだところで宮古島に来てしまっているので悩んでも仕方ない、とでも考えたのか、

母はただ「むははははは」と大笑いするばかりでした。

和歌山の実家では、入れ歯が、

「あーあ、宮古島行きたかったなあ」

とぼやいていたことだろうなあ。

つづく

それでは~


とりぶう

少しでも面白かったら、下をクリックで応援よろしくお願いします。とりぶうの絵が踊るよ!
FC2Ranking にほんブログ村 小説ブログ ショートショートへ blogranking 人気ブログランキング【ブログの殿堂】 クツログ
ショートショートとりぶうの読むコントの応援をお願いします。
あしたも、お待ちしております。! ブログパーツ 健康食品

コメントの投稿

非公開コメント

     カテゴリ

     登場人物
登場人物 とりぶう 登場人物 しかちく
とりぶう=わたし しかちく=夫 
登場人物 うさQ 登場人物 カメ氏
姉=うさQ 弟=カメ氏 

     最近のコメント

     最新記事

全記事表示


     月別アーカイブ

     携帯でどうぞ
QR

     おかげさまです