肩書きはいらないのであるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  肩書きはいらないのである 


肩書きはいらないのである

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

台風10号はブーメランのように戻ってゆくらしいので、

台風の通り道にあたるかたがたはくれぐれもご注意!

ですが。

宮古島は今年、めずらしくまったく台風がきません。

ありがたいことなのですが、モーレツに暑い。

来週もまだ最高気温34度の最低気温28度の日々が続くらしく。

この夏、何回夏バテさせる気か!

と犬のように舌を出したくなる金曜日。

モコ日記です。







吾輩はモコである。

文鳥である。

最近、しかちくが一度読んだマンガ「進撃の巨人」を読み返している。

一度読んでいるにもかかわらず、まるで新しいマンガを読むかのように新鮮に感動しているのがこっけいである。

頭の中が「進撃の巨人」で占められているしかちくは、とりぶうのことも、

「とりちゃん、まるで『鎧の巨人』みたい」

などと言って、とりぶうの反感を買っている。

「鎧の巨人」というのは、「進撃の巨人」の中でもナンバーワンのいかつさを誇るキャラクターらしいので、とりぶうは怒るわけなのである。

しかし、しかちくの言うこともさもありなんである。

なんでも、ボルダリングにハマり、日々筋トレに励むとりぶうは、肩がすごいことになっているという。

肩が育ちすぎて、服が窮屈になり、七分丈の袖が五分丈になっている始末。

いかつい肩に、力こぶが浮き出る二の腕。

いったい何を目指しているのか、という状態になっているようだ。

とりぶうはしかちくに「鎧の巨人」呼ばわりされ、なにか反撃しなければと思ったのか、

「しかちくは『小型の巨人』」

などと言っている。

「小型の巨人」というのは、ただの人間ではないか。

そのうえ、

「モコは『小鳥型の巨人』!」

と吾輩にも火の粉が飛んできた。




小鳥型の巨人 2016 8・26


小鳥型の巨人、

小鳥という時点で、巨でも人でもない。

アホな形容詞をつけるものである。

しかし、形容詞というものは肩書きと違って自由である。

自由につけられるよさがある。

人間というものは、肩書きをもつらしい。

肩書きとは、社会的集団の中の立場のこと。

そういうものをくっつけなければならない人間というのは気の毒だ。

肩書きをもった途端に、少しずつ自由の翼を失うからである。

肩書きというものは、人の想像力を奪う。

主婦、サラリーマン、社長、政治家、医者、などなど、肩書きがあるがゆえに、その人自身を見ることができなくなる。

その人はその人の名前で生きているが、肩書きがあると、まっさらの形容詞をつけにくくなるのである。

不自由である。

医者である、という人に対して、それ以外の顔を見つけることは困難だ。

生まれたときには肩書きがないため、その人そのものを見られることが多かったであろう。

しかし年を取ると、なにかしら肩書きがくっつく。

それにあぐらをかいてしまう人もいる。

それはそれでけっこうであるが、自分自身の穴掘りすらやめてしまうことはもったいないのではないか、と吾輩は思う。

自分はナニモノなのか。

そんなことを考えられるのは、人間のみに与えられた特権である。

自分自身のことを考えられるのは、自分自身のみなのである。





モコは暑い地方の鳥のためか、夏は強いように見えます。

うらやましいんだなあ。

それでは~


とりぶう

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