思いどおりにならないのであるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  思いどおりにならないのである 


思いどおりにならないのである

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

1日しか違わなくても、8月31日と9月1日では、

まるでちがいます。

学生でなくとも、学生の子を持つ親にとってみたら、

ああ、ようやく!ようやく夏が終わった!

という、修行が終わったような感がハンパない。

そうすると、なんだか一気に秋がきたような気がして、

一気に夏の疲れが出たような気がして、

一気に涼しくなったような気さえします。

しかし、昼間の暑さが、

「それって気のせいよ」

と教えてくれてる金曜日。

モコ日記です。





吾輩はモコである。

文鳥である。

とりぶうやこの家の子どもたちは、やたら吾輩の首元をなでる。

たしかにそれは心地よいものなので、吾輩は目をつむる。

そうすると、人間は喜ぶ。

吾輩にとってみてもそれは喜ばしいことなので双方得の結果である。

しかし、吾輩にも都合がある。

人間になでてほしくないときもある。

先日も吾輩を無理やりなでようとしたとりぶうの鼻にかみついてやった。

とりぶうは「痛っ、痛っ、いててててて!」と大騒ぎしていた。

「飼いモコに噛まれた!」

と鏡を覗き込んでいる。

思い通りにならないことは世の中、山のようにあるのだ。

吾輩にとってもそれは同様なのである。

もっとなでてほしいと思っていても、むりやりかごに入れられることがある。

そんなときは手に乗ったままじっとしてやる。

しかしトコロテンのようにむぎゅっと押し出されるのだ。

納得ゆかぬが仕方がない。

自分をつかさどるのが自分の脳みそであるように、他人をつかさどるのは他人の脳みそである。

他人の行動が思い通りにゆかぬのは当たり前のことなのだ。

今日もとりぶうはなにかしらを企んでいた。

見ていると、吾輩の好きな本を自分のパソコンの横に置いている。

どうやら吾輩をそこに誘い込むつもりらしい。

なかなか自分から寄ってこようとしない吾輩を、エサで釣る気なのだ。

浅はかさが丸見えである。

その本は、吾輩のお気に入りスペースから持ってこられたため、せっかくのお気に入りスペースが一気にお気に入りではなくなった。

とりぶうめ、と思うのである。

しかたなくお気に入り本のところに行ってやった。

思い通りになってやったのである。




思い通りになってやるか 2016 9・2




とりぶうはそこにえさやふわふわのティシュを配置して、吾輩をとどめる工夫をする。

そのためか、なかなか心地はよい。

しかし、まだ気は許せぬ。

先ほどは、タオルの上にフンをしようと思ったら、あわてて追い払われた。

タオルは足の裏に心地よいので追い払われて残念至極である。

だからいくら居心地のよい工夫をされたとしても、まだまだである。

手を伸ばしたら逃げられるところまでしか近づかないようにしている。

吾輩にも思い通りになってたまるか、という矜持があるのである。





モコは尾羽がなかなか生えない文鳥なのですが。

さいきん、すこしだけ生えてきた。

また抜けるんかなあ。

それでは~


とりぶう

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確かに

世の中は思い通りになりませんよね(^_^;)
だからこそ面白いとも言えます!
そして、簡単に思い通りになってやらないことで他人の人生も面白くしてあげたいと思います。
(ΦωΦ)ふふふ・・・・

のぶちんさん。

ほんとほんと!
思い通りになったらわくわくもしないですもんね~!
人が魅力を感じる部分というのは、意外性だったりするので、
上手にはずされると「やられた!」とすがすがしく思いますよね~!


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