圧がすごいんですショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  圧がすごいんです 


圧がすごいんです

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

最高気温が25度を切るようになると。

おなかが空きやすくなる。

しょっちゅうぐーぐー鳴ってる。

こんなときは学生じゃなくてよかったと思う。

学生のときは恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがなかった。

が。

いまはおなかの音をとくに恥ずかしいとも思わない。

いいのかわるいのか、金曜日。

モコ日記です。








ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

じょじょにとりぶうさんやしかちくさんとの生活にもなれて、朝から歌を歌いたくなる毎日です。

新しい朝というのはどうしてこんなにも気持ちがよいのでしょう。

夜になると何も見えなくて不安なのですが、朝が来ると、ものごとの輪郭がはっきりして、やる気がわいてくるのです。

今日はなにが起こるだろう?

そんなわくわくした気持ちになってきます。

このあいだから、毎朝、しかちくさんの指をつつけるようになりました。

しかちくさんは毎朝毎朝、根気よくカゴの外から指をのぞかせてきます。

ときどきエサがのせられてることもあります。

豆苗という、緑色の葉っぱのときもあります。

ぼくは最初は不安だったのですが、勇気を出してつついてみました。

思ったよりも怖くなかったのでほっとしました。

しかちくさんは大喜び。

さっそくとりぶうさんに報告していました。

とりぶうさんは、

「うらやましい」

と怖い顔をしています。

その後、しょっちゅう指をがしがしとカゴに差し入れてくるのでそれもまた、ちょっと怖いです。

そして、

「モコモコ、モコモコ、モコちゃ~ん」

と、猫なで声でぼくを呼びます。

ぼくは怖いのでまだとりぶうさんの指はつつけていません。

それを見たしかちくさんが、

「あれ~、これはしかちくさんの指じゃないぞ~」

とへんな声を出して言います。

とりぶうさんはますます怖い顔になって、

「モコ、モコ、豆苗食べ!」

と豆苗をいっぽん、ひらひらと差し入れてきます。




圧が。 2016 12・2



ほんとうはぼくはそれほど豆苗は好きではありません。

先代が好きだったらしいですが、ぼくは穀物が好きです。

人間さんも、若い男の子はジャンクフードや炭水化物が好きだといいます。

先代は女子だったので、意識が高かったのかなと思います。

とりぶうさんはぼくがつつかないと知ると、カゴに手を入れてむりやりぼくをつかもうとします。

ぼくは逃げました。

怖かったです。

とりぶうさんの圧がすごくて、ぼくにはちょっとハードルが高いです。

とりぶうさんにしてみたら、しかちくさんに一歩リードされてるのが悔しいらしいです。

なんだか、昔話によくある設定みたいです。

やさしいじいさんと意地悪ばあさん。

あれは舌切りスズメのお話だったでしょうか。

あるいは、正直じいさんと隣の欲張りじいさん。

とりぶうさんの圧がもう少し弱くなったら、つついてみたいと思います。






モコは今のところしかちくの指しかつつかない。

うらやましすぎるんだなあ。

それでは~

とりぶう

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