大岡裁きですショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  大岡裁きです 


大岡裁きです

テーマ : 日記 ジャンル : 日記


みなさんこんにちは。

ようやく、宮古島にも長袖登場するくらい、寒くなってきました。

厳密にはまだ涼しいくらいの気温だけど。

今年はなが~いこと熱帯夜が続いたので、涼しい夜は寝やすい。

寝やすいと起きにくい。

とかくこの世はシーソーだ。

と、夏目漱石は言ったり言わなかったりしましたが。(言ってない)

ゆっくり寝られる週末をひかえた金曜日。

モコ日記です。






ぼくはモコです。

三代目文鳥です。

とりぶうさんとしかちくさんの家にやってきて一ヶ月がすぎました。

ときどきしかちくさんの指をつついたりしながら、平和な日々を送っています。

でもひとつ平和じゃない瞬間があります。

それは毎日、ぼくをつかまえようとする手がカゴの中に入ってくることです。

その手はしかちくさんのときもあり、とりぶうさんのときもあります。

ぼくは逃げ回るのが得意なので、つかまらないようにしているのですが、つかまってしまうことがあります。

それはだいたいしかちくさんのときです。

しかちくさんの手にはなにか油断させる効果があるというのか、どっしりしてるので安定感があっていいというのか、なんだかふらふらとつかまってしまうのです。

それを見た意地悪ばあ・・・じゃなかった、とりぶうさんは、

「ええなーっ、ええなーっ、うらやましーなーっ」

とひたすらうらやましがります。

そして我も、というように手をカゴの中に入れてきます。

でもとりぶうさんはまわりのみなさんが口をそろえていうように、手がとても小さくて不器用。

俊敏さを売りにしているぼくがつかまるということは、まれです。

だから悔しまぎれに、

「大岡裁きや」

なんてことをつぶやいています。

なんでも、ひとりの子どもを取り合いした二人の女がいて、お互い自分の子だと主張します。

それで、大岡さんというお方は、

「片方ずつ手を引っ張ってみよ。引っ張って勝ったほうが母とする」

とおっしゃったそうです。

女たちは力まかせに引っ張るのですが、痛がる子どもは鳴き・・・いえ、泣きます。

それを見た女のひとりが思わず手を離すのです。

引っ張り勝ちした女は喜ぶのですが、それに反して大岡さんは、

「痛がる子どもの手を離すのが本当の母親だ」

として、手を離した女を本当の母とするらしいのです。

それをたとえてのことだと、とりぶうさんは言うのです。

ぼくはその意味がよくわかりません。

もしかしてとりぶうさんは、わざとぼくを捕まえないのが母心、みたいなことを思ってるのでしょうか。

自分の不器用さがぼくを取り逃がしているということを認めたくないために、そんなでっちあげのことを言うのでしょうか。

でもぼくは思うのです。

母心というのなら、カゴの中でぼくを捕まえにこないでほしいです。

あれは心臓に悪いです。

ぼくは鳴いてるヒマもないのですから。

ところで、このところ、ぼくの近くにぼくの色に似たものが置かれています。

おなかになにか書かれている文鳥のようなもので、仲間なのか、なんなのか、よくわかりません。




仲間? 2016 12・16




しかちくさんの持ち物らしいです。

とりぶうさんはそれを見て、

「しかちくはまたモコを自分のほうばっかりに近づけようとする!」

とキーキー言ってます。

そしてナゾのキャラ、ひよこのニクソンというのを登場させ、しかちくをつつきます。

そのニクソン、ひよこのわりに、ものすごく恐い顔をしています。

わざわざキャラクターにしなくても、いつも恐いのだけどなあと思います。






モコをつかんだしかちくの感想によると、

「モコはめっちゃ筋肉質!」

とのこと。

すばやさは筋肉の賜物なんだなあ。

それでは~


とりぶう

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