知っているから好き?嫌い?
テーマ : 日記
ジャンル : 日記
みなさんこんにちは。
「君の名は」と聞いて、「真知子巻き」とすぐに思ってしまう人は。
チエミといえば江利、
江利チエミといえば、
高倉健、と答えてしまうひとびとらしい。
映画「君の名は」と聞いて、かなり人が真知子巻きを思い出したことだと思います。
かくいうわたしもそのひとり。
真知子巻きの話は、子どものころ、母にしょっちゅう聞かされていたので、とってもなじみがあるのですが。
長いこと、栗原小巻さんが真知子をやってると思ってたけど。
岸恵子さんだった。

「巻き」から「小巻」を連想してしまったのか。
子どものころに見た、岸恵子と栗原小巻が似ていたからなのか。
大人になるまでそのふたりがごっちゃになっていました。
が。
20年ほど前。
わたしは一度、栗原小巻に似てるといわれたことがあります。
それも中国人に。
その人、L君は、わたしとしかちくがニュージーランドにワーキングホリデーに行ってたときに知り合った人で、しかちくのクラスメイトでした。
いまでこそ中国人はお金持ちですが、その当時はまだまだ中国といえば発展途上。
国からビザを取得して海外に行くだけでも大変ななか、L君はがんばってた。
生活を切り詰めながら、毎日自分で弁当作ってた。
そして毎日、おかずに中国ウインナーだかなんだかを入れてた。
毎日て。
どんだけ美味いねん、そのウインナー!
と思ったことをよく覚えている。
そのL君が、中国で人気の日本人といえば、高倉健と栗原小巻で、あなたは栗原小巻に似ている、と言ったのです。
えー、と思いました。
うれしいというよりも、まるで似てないから反応がしづらかった。
日本人の女という以外、共通点が見出せなかった。
それに、わたしたちにとって、栗原小巻さんは母親世代の方なので、正直それほどうれしいという感覚がなかったのです。
でもきっと、日本人を喜ばそうと思ってのことだったのだろうと思います。
その気持ちはうれしかったです。
国同士がどうあれ、個人は個人で付き合えるのです。
わたしは中国という国がわりと好きです。
でも嫌いという日本人もけっこういると思います。
エクアドルが好きか嫌いかたずねられても、正直、よくわからん、と思ってしまうのに。
中国に対しては立場をはっきりしてしまうのは。
よくもわるくも知ってるからであって、近い国というのはそういうふうになってしまう運命なんでしょう。
中国好きを表明する人はたぶん中国の歴史や物語にハマったひとびと。
三国志に水滸伝に魅せられたひとびと。
名前がまだ中国でなかったころの歴史物語はパワフルで壮大で、ほんとうに面白いと思うのです。
でも嫌いという人は、近代史の中国を見ているのだと思います。
わたしも以前は中国という国を好きではありませんでした。
なんかうっすらいやだ、と思っていました。
でも、中国の歴史や物語を見たり読んだりして、がぜん見る目が変わりました。
どの国にもイヤな面といい面があります。
でも、いい面を見てしまったら、なかなかイヤになれないものだなあと思うのです。
わたしもいつか、出会う中国人にあなた「唐国強」に似てるねえ、とか言ってみたいものだ。
きっと、微妙な反応されるのだろうなあ。
それでは~
とりぶう
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あしたも、お待ちしております。!
みなさんこんにちは。
「君の名は」と聞いて、「真知子巻き」とすぐに思ってしまう人は。
チエミといえば江利、
江利チエミといえば、
高倉健、と答えてしまうひとびとらしい。
映画「君の名は」と聞いて、かなり人が真知子巻きを思い出したことだと思います。
かくいうわたしもそのひとり。
真知子巻きの話は、子どものころ、母にしょっちゅう聞かされていたので、とってもなじみがあるのですが。
長いこと、栗原小巻さんが真知子をやってると思ってたけど。
岸恵子さんだった。

「巻き」から「小巻」を連想してしまったのか。
子どものころに見た、岸恵子と栗原小巻が似ていたからなのか。
大人になるまでそのふたりがごっちゃになっていました。
が。
20年ほど前。
わたしは一度、栗原小巻に似てるといわれたことがあります。
それも中国人に。
その人、L君は、わたしとしかちくがニュージーランドにワーキングホリデーに行ってたときに知り合った人で、しかちくのクラスメイトでした。
いまでこそ中国人はお金持ちですが、その当時はまだまだ中国といえば発展途上。
国からビザを取得して海外に行くだけでも大変ななか、L君はがんばってた。
生活を切り詰めながら、毎日自分で弁当作ってた。
そして毎日、おかずに中国ウインナーだかなんだかを入れてた。
毎日て。
どんだけ美味いねん、そのウインナー!
と思ったことをよく覚えている。
そのL君が、中国で人気の日本人といえば、高倉健と栗原小巻で、あなたは栗原小巻に似ている、と言ったのです。
えー、と思いました。
うれしいというよりも、まるで似てないから反応がしづらかった。
日本人の女という以外、共通点が見出せなかった。
それに、わたしたちにとって、栗原小巻さんは母親世代の方なので、正直それほどうれしいという感覚がなかったのです。
でもきっと、日本人を喜ばそうと思ってのことだったのだろうと思います。
その気持ちはうれしかったです。
国同士がどうあれ、個人は個人で付き合えるのです。
わたしは中国という国がわりと好きです。
でも嫌いという日本人もけっこういると思います。
エクアドルが好きか嫌いかたずねられても、正直、よくわからん、と思ってしまうのに。
中国に対しては立場をはっきりしてしまうのは。
よくもわるくも知ってるからであって、近い国というのはそういうふうになってしまう運命なんでしょう。
中国好きを表明する人はたぶん中国の歴史や物語にハマったひとびと。
三国志に水滸伝に魅せられたひとびと。
名前がまだ中国でなかったころの歴史物語はパワフルで壮大で、ほんとうに面白いと思うのです。
でも嫌いという人は、近代史の中国を見ているのだと思います。
わたしも以前は中国という国を好きではありませんでした。
なんかうっすらいやだ、と思っていました。
でも、中国の歴史や物語を見たり読んだりして、がぜん見る目が変わりました。
どの国にもイヤな面といい面があります。
でも、いい面を見てしまったら、なかなかイヤになれないものだなあと思うのです。
わたしもいつか、出会う中国人にあなた「唐国強」に似てるねえ、とか言ってみたいものだ。
きっと、微妙な反応されるのだろうなあ。
それでは~
とりぶう






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