おまえさえいなければショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  おまえさえいなければ 


おまえさえいなければ

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

4月。

出会いの春。

わたしがしかちくと出会ったのはもう5年・・・・プラス22年前の春。

要するに、18歳の春でした。

もうあれから5年プラス22年かあ。(素直に27年といえ)

桜爛漫のあのときにはまさか結婚するなどとは思ってもみなかったけど。

人生山アリ谷アリ、紆余曲折アリ。

いまでは本当に大切な人生の伴侶として、日々楽しく暮らしています。

しかちくがいなくなればわたしの人生はたちどころに意味を失うだろう、というくらい、

もうわたしの青春そのもの、人生そのものの存在。

それくらい本当に大切な存在であり、そのことを本人にも毎日言い続けてる。

が。

昨日、その大事なしかちくにたいして、

「おまえさえいなければ」

と言い放ってしまった。

母が子に言ったらあかん言葉ワースト1じゃなかろうかという禁句。

「おまえさえいなければ」

そんな言葉をわたしが言ってしまったのだ。

自分でも驚いた。

驚いたけど、今でもそう思っている。

しかちくさえいなければ・・・・・!


そうすれば、

モコがあたしになつくのに。




おまえさえいなければ 2017 4・3




モコはまあまあかしこい文鳥なのですが、わたしにべったり寄っては来ない。

そういう意味ではアホや。(むしろ賢い?)

ものすご~~く、「しかちくっ子」である。

そのため、しかちくがトイレに行ったときくらいしか、わたしのところに来ない。

来たとしても「早くしかちくさんが帰ってこないかなあ」とそわそわしてる。

そわそわした挙句、ドアのところまで飛んで行ってはUターンして帰ってくるという行動を繰り返して、

しかちくが帰ってきたら、そそくさとわたしの元を去る。

わたしが毎日エサや水を替えてやり、カゴの掃除をしてやり、あまつさえ、気分が乗ればキャベツの切れ端すらやってるというのに。

しかちくさえいなければ、と思ってしまう。

モコは毛づくろいのときも眠いときも、遊んで欲しいときも、すべてしかちくのところにいる。

なによりもうらやましいのが、しかちくの指の上に乗ったまま毛づくろいをすること。

もふもふもふもふした羽毛が鼻先にあたり、小鳥のいちばんかわいらしい状態を楽しめるのだ。

ああ。

うらやましすぎる。

勢い、

おまえさえいなければ・・・・

と思ってしまうのをとめられない。

モコがしかちくの指の上でかわいい表情をするたびに、

ああ~、おまえさえいなければ!

と「青春そのもの」の夫に叫ぶわたしは心の狭い人間なのだろうか?

できるならやりなおしたい。

出会ったあのときから。

5年プラス22年前から、

じゃなく。

半年前、モコと出会ったときから。

あのときからやり直すことができたら、モコをわたしになつかせる努力をする。

そうすると、「青春そのもの」のことを「おまえ」呼ばわりすることもないのになあ。

しかちくはものすごく大切な存在で、もしいなくなってしまったならば、わたしの人生はたちどころに意味を失うだろう。

それはわかっているが。

いまもしかちくがトイレに行き、モコはわたしを敵対心いっぱいのぎゅるぎゅるした鳴き方で威嚇する。

くちばしでつついて攻撃しにくる。

ああ、ああ、

やっぱり、おまえさえいなければ!

それでは~


とりぶう

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