宮古島はまだ33度もあるショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  宮古島はまだ33度もある 


宮古島はまだ33度もある

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

日々、感じのよい笑顔をふりまきたいと思っているにもかかわらず。

なにかにつけて「ゆるさんっ!」という気持ちがわきあがってくるのを止められない。

週末。

来月のマラソン大会に向けて、伊良部大橋を走った。

朝の6時半に起きて出発したにもかかわらず。

暑い。

それも湿度たっぷりの、不快な暑さ。

まず、

「この暑さ、ゆるさん!」

と思った。

暑くてムシムシしてほんとにもう、走るの嫌だ、と思うにつけ。

「マラソン大会め、ゆるさん!」

と思った。(自分で参加を決めたくせに)

伊良部大橋は上りがきつい橋。

こんな橋をコースに組み入れるなんて。

やはり、マラソン大会ゆるさん!

と思うのをやめられなかった。

暑いし、足は重いし、

勝手に走ってるとわかってても、なんだか苦役を強いられているような気になってくる。

そんなとき。

やたらスピードを出した大き目のセダン型の車が一台、わたしたちの真横を走り抜けていった。

わたしたちは車が来るたびに、白線の内側を橋の手すりぎりぎりまで寄ってひっそりと走っているのである。

なのに、もうすこしでぶつかりそうないきおいで、それもすごいスピードで走るではないか。

あぶねーな!おいっ!

心の中でキレたあと、やっぱり、

「あの車、ゆるさん!」

と思った。





ゆるさんっ 001




どこかで事故ってしまえ!

と思った。

しかし、それではだれかに迷惑がかかってしまう。

スピード違反で警察につかまってしまえ!

と思った。

しかし、権威の力を借りるのはわたしの好きなやりかたではない。

それならば、

自宅の駐車場で、アクセルとブレーキを踏み間違えて、なんらかの自宅の柵を壊してしまえ!

と思った。

うむ。

これならだれにも迷惑はかけない。

そのうえ、

ひとりで歩いているときに、猛スピードの車に横ギリギリで走られて、肝を冷やせ!

と思った。

うむ。

この二段重ねはいい。

そして、

「安全運転で走ろう」

という思いに目覚めてしまえ!

うむ。

そういうことが起こればいいな。

なんてことを考えながら走っていた。

暑いと気持ちがすさむ。

しかし。

涼しいときにはそういう気持ちにならないのか、

というと、そんなこともなく。

やはりジョギング中の猛スピード車に対しては、なんらか心の中で文句を言ってしまう。

「ゆるさん」の種のもとは、ただ単に走るのがつらいということの転嫁なのかもしれんなあ。

それでは~


とりぶう


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