ホーヨホヨヨショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ホーヨホヨヨ 


ホーヨホヨヨ

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

どこの小学校でもそうだったのか、わたしの母校だけがそうだったのか、たぶん後者だと思うのだけど。

卒業式のときに歌う歌がちょっと変わってた。

いまでこそ、さいきん流行りの曲などを歌ったりするようだけど、なぜかわたしの母校では「蛍の光」や「仰げば尊し」のほかに、「春が呼んでるよ」という曲を歌わされた。

~♪ ひばりのこ すずめのこ 飛びながら なにを見た

ホーヨホヨヨ ホーヨホヨヨ 春が呼んでるよ~♪

これが1番。

たしか4番まであったと思うのだけど、わたしはこの曲を小学校の卒業式以外で聞いたことがなく。

当時のわたしは、これは卒業式の歌だと思っていた。

しかしながら、この歌。

少し暗いのである。

歌詞を読むだけなら、

ホーホケキョでもなく「ホーヨホヨヨ」て!アラレちゃんか!

というふざけた合いの手のようなものが含まれ、なにも悲しい要素が見当たらないのだけど。

メロディがやたら悲しげなのだ。

2番の歌詞も、

~♪ あの土手に  寝転んで  お弁当  食べたいな

ホーヨホヨヨ ホーヨホヨヨ 春はすてきだよ ~♪

なのに。

ほんまに外で弁当食べたいと思ってるん?

居酒屋でひとり酒の間違いちゃうの?

と突っ込みたくなるくらい、メロディは暗く、

春の「すてき」感がまったく伝わってこないのである。

最初から最後まで短調のかなしげなメロディなのだ。

そのうえ、いままで気が付かなかったけど。

ネットで歌詞を調べてみて思ったのが、

この歌、まるで卒業と関係ないやん、ということ。

かろうじて春がそれを彷彿とさせるというだけである。

原曲はポーランド民謡だそうで、「わたしのヤシエンコはどこに」というタイトルの、農村にすむ男女の悲しい物語なのだそうな。

ホーヨホヨヨも意味不明やけど、いやほんま、ヤシエンコて。

おまけに春も関係ないし。





ホーヨホヨヨ 001




子どものころのわたしはこの曲が好きではなかった。

だって暗いんやもん。

歌は明るくあるべし。

卒業式なら卒業式で、それなりのあっさりとしてさわやかな悲しい曲があるではないか。

そう思っていたので、わざわざ粘着質な悲しさを持つこの曲を卒業式で歌う意味がわからなかった。

しかしながら。

見渡してみると、流行歌には悲しげな歌がけっこう多い。

「女々しくて」も「異邦人」も「ルビーの指輪」も悲しげな調べである。

思ったよりもひとびとは悲しい歌が好きなのだ。

ひょっとすると、琴線に触れる調べは短調のほうが多いのかもしれない。

いまではわたしにもわかる短調の歌のよさ。

「春が呼んでるよ」はきっと、そういう大人のチョイスだったに違いなく、

いろんな経験があって初めて、「春はすてきだよ」といえるのだなあ。

ホーヨホヨヨ ホーヨホヨヨ

それでは~


とりぶう

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