タオル発掘ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  タオル発掘 


タオル発掘

テーマ : 日記 ジャンル : 日記




みなさんこんにちは。

一種の怪奇現象とでもいえばいいのか、

以前から、わが家ではよくタオルがなくなっていた。

「な~んだそんなこと」

と思われるかもしれん。

しかし、山のように風呂場のラックに積み上げておいたタオルが。

いつのまにか、数枚になり、またたくまにタオル不足が起こるのだ。

わたしはまず息子カメ氏を疑った。

彼は以前にもタオルをかばんにためこんでいた過去があり、もうちょっとのところで、タオル一枚貯めたら100円とかの罰金を科してやろうかとすら思っていたくらいなので、疑いは当然のことであった。

しかしカメ氏は自分ではないと言い張る。

彼もこの4月ですでに高校三年生。

赤い夕陽が校舎をそめる高校三年生なのである。(若い人はわからんやろ)

さすがに何枚もタオルをため込むようなことはすまいと信じていた。

さて。

わが家は玄関がわりと広い。

一部屋分くらいある。

そこにソファやら本棚やらしかちくの服やらカメ氏の持ち物やらを置いていて、

玄関に足を踏み入れた人は、

「こんな外から丸見えのとこにいろんなものを置いてるんだ」

と思うこと必至である。

そのため、宅配便がきたら、なるべくその部分が見えないようにするのに苦労するのだけど、

宅配便の人もお忙しいようなので、首を伸ばして除きこむようなことはしない。

しかし、今日。

思い立ってそこを掃除することにした。

カメ氏にも前々から言い渡していたので、いっしょに片づけることにした。

「わ~、この本こんなとこにあった~」

とか、

「ギターのピックがこんなとこにあった~」

とか、

基本カメ氏のせりふは、「こんなとこにあった~」ばかりであったのだけど。

カバンの中を整理していたカメ氏。

「わちゃ~」

と言って取り出したのは、大量のタオル。

出るわ出るわ、

二階の自分の部屋とあわせて20枚は貯めていた。

いや、20枚て!



発掘タオル 001





「やっぱりため込んでたやんか!」

わたしの突っ込みに、

「アチーチャー」

だか、

「アヒージョー」

だか、「北斗の拳」で「お前はもう死んでいる」と言われた人みたいな雄たけびをあげていた。

そらタオルがなくなるはずである。

やっぱり一枚100円を科しとけばよかったなあ。

それでは~


とりぶう

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