ISHIGAKI CITY は絶好調 ~沸く沸く、沸いてる!八重山 (3)ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ISHIGAKI CITY は絶好調 ~沸く沸く、沸いてる!八重山 (3) 


ISHIGAKI CITY は絶好調 ~沸く沸く、沸いてる!八重山 (3)

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

11年前に訪れた石垣島の町は、それほど活気がなく、アーケードがあるものの。
昼下がり、
やる気のない空気に満ちていて、ちらほらといる観光客も、見るものもなく手持ち無沙汰でぶらぶらしていたのだった。

が。

そのアーケードが様変わりしていた。

実家の酒屋がコンビニになったとかいうレベルではなく。
実家の母にアメリカ人のボーイフレンドができた、というくらいの衝撃であった。

やる気がないどころか、活気があり、やる気まんまんである。
店員さんも若い。
どこの店でもみなさん、にこにこして明るく、感じがよいのだ。
ふだん、財布のひもがかたいことイソギンチャクの口のごとし、として知られるわたしが。(それ、かたいん?)
試食したきくらげの佃煮を、店員さんの感じの良さにつられて買ってしまったほどである。

これが「おもてなし文化」なのか・・・。
外国人が喜ぶはずである、となんだか納得してしまった。
日本全国そうなのかはよくわからないけど、とりあえず、「石垣島は観光でやっていきます!」という心構えが感じられた。

アーケードを抜けても、いたるところに店がある。
なかでもひときわあか抜けていたのが、「カカオマーケット」というお店だった。

竹富島観光を足早に終え、足早過ぎて時間が余り、まだ晩御飯までは時間があるので、甘いものでも食べようということになって目に飛び込んできたのが、そこだった。

店に入って驚いた。
おいおい、わたしはTOKYOにやってきたのかい?
と聞きたくなるくらい、おしゃれで南の島感がなかった。

いったいぜんたい、ここはなに?
チョコレートの図書館なのかい?
と聞きたくなるような、種類の豊富さと、展示の妙。

いろんな形、色、味、のチョコが積み上げられ並べられ瓶詰めされ、なんというか、
そう、まるでチョコレートの図書館だった。(それもう聞いた)

まるで昔見た映画「ショコラ」をほうふつとさせるチョコの種類の数々。
ちなみに「ショコラ」は不思議な女性がチョコレートを作る話です。
くわしくは、映画を見てください。
ちなみに「チョコレート」という映画もあるので、気を付けてください。
「チョコレート」はまるでチョコレートの話ではなかったはず。
チョコの話は「ショコラ」です。
チョコ以外の話は「チョコレート」。
えっと、なんかややこしくなってきた。

その「カカオマーケット」であるが。
おしゃれなのはそのはずで、
あのニューヨーク・京都に直営店を構えるチョコレート専門店「マリベル」が、東京・銀座に続き石垣島へ進出したのだ!
どや!
どや!
て、言われても。
わたしには何のことかよくわからんけど、とにかく有名店なのだそうな。
ひっきりなしにお客さんが入っていた。
ニューヨーク、京都、銀座には気軽にビーサンで入れないだろうと思うと、石垣店がいちばん敷居が低そうでオススメである。
そういえば、宮古島にも日本初上陸!の鳴り物入りでできたおしゃれカフェがあったが。
すでにないことを思うと、あんなにさびれたアーケードだったはずの石垣島に、オシャレが根付くための素地ができたのだなあと感慨深く思った。




おしゃれが過ぎる 001





さて、なにごとも早め早めのわたしたちは、4時半にしてすでに晩御飯モードである。
どこで食べようか~と探し回ったのであるが、どこも早くて5時開店。
しょうがなく開いてる焼き肉屋に入ると、ツンとすましたお兄さんが、
「ご予約は?」
と聞く。
していない、と答えると、予約してないのにうちに入れるのはすごく貴重なんですからね、とでもいうような態度で、
「制限時間90分です」
と案内してくれた。

店は空いてるのに、なんだよなんだよ、と思ったけれども。
その後、次から次へと予約の客が入ってくる。
壁には、「芸能人の方がたくさん来る店なので写真などはご遠慮ください」みたいな張り紙があった。
要するに人気店なのだった。

なんだよなんだよ、人気店だからってさ~。
と文句のひとつでも言いたくなったが、肉はおいしいし、ビールも美味い。
特にいうことはないです。(なんじゃそれ)

しかし、ああいう張り紙をされるとなにかしらひと悶着おこしたくなるのか、
うしろに座っていたカップルが、やたら肉の違いについて質問していたのは、
せめてもの腹いせなのかもしれん。(なんのために?)

その後、もう一軒居酒屋に入ったのだが、そこも「ご予約は?」と聞かれた。
そんなふつーの居酒屋でも予約が必要なん?
と思ったけど、のちのち聞くところによると。
石垣島は観光客が多すぎて、居酒屋が不足しているのだそう。
だからシーズン盛りの時期にはコンビニ弁当で過ごした、という観光客もいるのだとか。
沸いてるな~、と驚いた。

かつて来たときには居酒屋もこころもとない数しかなく、それでもぜんぜん予約なしで入れたのだけど。
今のこの盛況ぶりはどうだ。
なんだかまるで、実家の母にアメリカ人のボーイフレンドができたくらいのオドロキであった。(それも聞いた)

つづく


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