ブルースおまえもか・・・ショートショート とりぶうの読むコント~宮古島  ブルースおまえもか・・・ 


ブルースおまえもか・・・

テーマ : 日記 ジャンル : 日記



みなさんこんにちは。

わたしの嫌いな言葉に、

『何不自由なく育った』

というのがあります。

これを聞くとダメです。

なんだよなんだよ、何不自由なく育っただと?

こっちがエビフライの衣まで取り合いしている最中に、

欲しいものはなんでも買ってもらえて、食べたいモンはなんでも食べられて、

おまけに、楽しい青春時代を送っただと?

と、たこの吸盤みたいに執拗にからみつきたくなります。

子どものころはそういう境遇の人がうらやましくてうらやましくてしょうがなかったのですが。

さいきん、それは才能のひとつだと考えるようになりました。

親の財力は、子どもにとっては才能のひとつなのです。

たとえば生まれつき体が大きいとか、人に知らせたくなるくらい美人だとか、声がハンパなくいいとか。

そういうのは才能です。

ほぼ、親から受け継いだラッキーが、モノをいうのです。

暮らし向きだってそうです。

すべて親がどうであるかにかかってきます。

だから、しょうがないのです。

だって才能なんだもん。

とはいえ。

才能のないものにとって、与えられた才能というのは、ときどきむしょうにうらやましくなるもの。

太宰治が人間失格だろうがなかろうが、自殺しようがしまいが、

何不自由なく育ったのに・・・・

という、うらやましさの怨念がわたしの頭を駆け回るのを止めることはできません。

何不自由なく育ったのに、自殺してしまうなんて、あんた、人間失格だよ!

とののしりたくなります。

ご本人が自分で言ってるので、わたしが言うまでもないのですが。

さて。

それにしても、すごい人というのはわりと何不自由なく育った率が高いと思います。

このあいだから、息子カメ氏がひじょうにハマりまくってる、ブルース・リーですが。

ちなみにハマってる理由は『ブルース・リー伝説』というドラマをDVDで見ているからです。

わたしはブルース・リーに関してはほぼ知識はありませんでした。

カンフーの達人だけれども、中国人だけにけっこう子どものころは苦労したはず、と思っていたのですが。

このブルース・リー。

子どものころは『何不自由なく育った』らしい。







ブルースおまえもか 2011 4・26






なんだよなんだよ、ブルース、おまえもかよ!

ケンカに明け暮れたり、アメリカに行けたりするのも、全部何不自由なかったからなのかよ!

と、ブルース・リーがおぼっちゃんだったということに、裏切られた思いでした。

だからといって努力してないとは思わないし、実際、ドラマではものすごく努力してるし、しあわせかどうかと聞かれたら、早死にするんだから、そればっかりはわからないとは思います。

ただ、ふつうの人が思うしあわせ=何不自由ない暮らし であるとすれば。

それを生まれながらに持っている人は、さらに上に行ける切符をすでに持っているといえます。

ふつうの人が何不自由ないくらしを手に入れるために やっさもっさしている間、それを持った人たちは、常人が見えないレベルのことを手に入れようと やっさもっさしているのかもしれません。

いわば不自由を獲得しにいってるのです。

なにそれ。

でも、だからすごい人になれるんだ。

塩野七生は、天才とは人が見えていないものを見える人なんじゃなくて、みんなが見えていてその重要性に気付かないことに気付ける人だと『ローマ人の物語』で書いていました。

でも、そのみんなにもなれない人がほとんどなんだと思うのです。

このくだりは、とりぶうのくせに『ローマ人の物語』とか読んでんのかよ。

と思われたくて引用してみたのですが。

全部読めていないことは言うまでもありません。

あんなん、膨大すぎる。

わたしにはローマ人の物語よりもヒマ人の物語のほうが興味ぶかいものです。

いきなり思いつきで引用したため、前の文とあんまりつながっていないことをおわびします。

おわびって便利ですね。

と、いうことで。

何不自由なく育ったひとは、不自由を自分で好んで獲得して、

すごい人になるんだと思います。



天才がしあわせかどうかは別として。

天才といわれるひとたちの残した数々のことが、わたしを勇気付けたり、感動させたりするのは確実です。

そうして、何不自由ないことない、要するに不自由にまみれているふつうの小学生にも、夢を与えているのです。

夢を見れるというのは、たしかに、しあわせなことだ。

でも一度は何不自由なく生活してみたいよな~。

アチョ~!



それでは~


とりぶう

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No title

私は 何不自由なく育った人って言われて 誉め言葉って思う人ってそうそういないよね~
何も知らないくせに・・・ってね!!

それを 誉め言葉って感じる人が 天才?なんでしょうね 笑)

私も一度は言われてみたいもんだ・・・ 笑)

わたくし

兄妹でおかずの取り合いをしつつ
テレビのチャンネルを争い
欲しいものを買って貰えず
我慢の人生だと思っていましたが、
最近になって「何不自由なく育ててもらった」
のではないかと思うようになってきました。

飢えることなく大学まで行かせてもらったこの私。
やっぱり「何不自由なく生きてきた」よなぁ(^_^;)

ここまで不自由なく生きてきたので、
こうなったら死ぬまで何不自由なく生きていこうと思います(^_^)/

うちは

裕福ではなかったので子供の頃はジュースやお菓子は与えてもらえず、飲み物は水道水でおやつはお芋。
でもそのおかげか歯磨きが嫌いなあたしが今年31才になりますが銀歯は1つもありませんし、全部自分の歯です(○'з^)b
最近、歯科助手になって小学生でも銀歯がある子や永久歯を抜歯する子がいてビックリしました!
貧乏で良かったと初めて思った出来事でした(○'з^)b

イノぶたさん。

天才とか、生まれつきの豪邸暮らしとか、やったことのないものにとっては、
すご~くあこがれだけど、ご本人たちにはかなり深い悩みもあるんだろうね~。
かといって、庶民に悩みはないかというと、これまた庶民なりの悩みありで、
どっちにしろ、悩み尽きない人生なんだとさいきんは思います。
でも何不自由なく一度は暮らしてみたいよね!

のぶちんさん。

そうそう!
そうなんですよ。
わたしも子どものころは不自由まみれだ~、と思ってたんですが、思い返してみると、
この人生はこれでよかったと思います。
金持ちだろうが貧乏だろうが、人間は物質的なものだけで生かされているのではないので、心の持ちようが自由であれば、何不自由ないといえるのですよね!

ガチャピンさん。

なんだかわたしの子どものころを彷彿とさせるお話です~。
歯みがき大嫌いでした。でもわたしの場合、虫歯はかなりあったんですが。ははは。
ガチャピンさん、銀歯がひとつもないってスゴイ!!
歯が丈夫だというのも、財産のひとつですよね!
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