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スズキ一族の繁栄   


作品No.  (17)
 いま、さかな界では、鈴木一族が隆盛をほこっている。
鈴木一族、わが世の春である。

って、スズキね。
漢字にすると、『鱸』 らしい。
アジも、サバも、タイも、み−んな、スズキ一族なのです。
さんご礁にすむ代表的なさかな、
クマノミや、チョウチョウウオ(黄色と黒のしましまのやつ)も
スズキ一族なのです。

そのうえ、マグロやカツオまで。
おそるべし、スズキ一族!
おいしいさかなは、みんなスズキ一族!

スズキって、絶対、鈴木さんって人が名づけたのだろうと思ってたら、
違うんだって。
「すすぎ洗いしたような、白身」
だからなんだって。
それだったら、『ススギ』 やん。
ここに、鈴木さんの陰謀を感じる。
って、鈴木さんってだれ?

宮古島にも、スズキ一族はたくさんいます。
あのムツゴロウに似た、ハゼたちも、スズキ一族らしい。
この、ハゼたちは、今、マンション暮らしをしています。

海が恋しい、恋しいと思いながら、
マンションの窓から、海を眺めています。
あ、でも、海はすぐ真下にみえます。

マンションというのは、わたしがかってに名づけた、岩のことです。
岩にちょうどいい穴があいていて、
ハゼたちは、そこをすみかにしています。

ときどき、穴から顔をだして、
「なんか、変わったこと、おまっか?」
と、聞きにきます。

「阪神、優勝ムリでしたわ。」
というと、ハゼの代わりに、
「あかんかったんかいな。」
と、黄色と黒のしましまの、
チョウチョウウオが、がっかりしてました。

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日本の非常識はここでも非常識   


作品No.  (18)

もーうっ!

もーうっ!


なによっ!
あ、牛か。

宮古島には、けっこうたくさん牛がいます。
それも、「えっ、こんなとこにおったん!」
というようなところで、飼われています。

コンクリートの、廃屋のようなところに、
時々、黒い物体がもそっと、動いています。

もーっ!

と、時々なきます。
誰もおらんと思ったら、
あんた、おったんかいっ、びっくりしたなあ。

ヤギも、たくさんいます。
 め〜〜っ、とか、べ〜〜っ、とか、ば〜〜っ、とか、ばははは〜っ、とか、

人間っぽい声で鳴きます。
あれを聞くと、絶対まねするね。

「ベ〜ェェっ。」
と、鳴いてみたくなるね。

大きな声で、ヤギの鳴きまねができるこの開放感!
大声で、空に向かって、
「め〜〜〜っ!」
というこのすがすがしさ!
ビバ、宮古島!

あ、でも、人に見られたら、ちょっとへんな顔されるよ。
いくら宮古島でも、

「あんたちょっと、変わってるさぁ・・。」
って言われるよ。
もう言われたよ。

面と向かって、
「あんた、変わってるさね。」って、おばあに言われたよ。
宮古島って、思ったより、日本だよ。
日本の非常識は、宮古島でも、非常識だったよ。

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物より思い出   


作品No.  (19)
宮古島には、『モノより思い出ロード』がたくさんあります。

わたしがいつも散歩するコースにも、それはあります。

観光マップにはのってないので、
「あの、『モノより思い出ロード』って、どこにありますか?」
って、聞いても、誰も知りません。

もし、

「ああ、それなら、ここをまっすぐ行って、2つ目のかどを右に、・・・。」
なんて、教えてくれるひとがいたら、

それは、インド人だよ。

インディアンは、うそつかないけど、
インド人はうそつくよ。
しーっ、しーっ!大きな声で言ってはいけません。

わたしが、インド人うそつき
 っていったことは、インド人には内緒です。

ああ、『モノより思い出ロード』ですね。
道の両端に、サトウキビ畑があって、

その道のさきには、
エメラルドグリーンの海が広がってる。
そんな、コマーシャルみたいな風景が、
じっさいにあるんです。

奥さん、ほんとにあるんです。
今なら、もうひとつ、ついてくるんです。
なにが?

ああ、『モノより思い出ロード』だった。
で、そういうところを散歩していると、
モノより、思い出やなあ、って、思うんです。

へ?そのまんま?

あのコピー考えた人、天才やなあ、とも思います。

で、サシバ(渡り鳥ね)みたいに、飛びたくなります。

たかくたかく、雲の位置からこの風景を見下ろしたくなります。

でも、決してイカロスのまねはしてはいけません。

ロウで作った鳥の羽で、飛ぼうなんて、
ムボーにもほどがある!

おまけに歌にすな!

と、いきどおっている横で、

牛が二頭、売られてゆきました。(実話)

ああ、ドナドナ。

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とりぶう水族館

宮古島はなんと言っても海!日本一美しいといってもいいでしょう。海の中の生き物を紹介します。

マカジキ 釣ってみたいなあ バショウカジキ かっこいい!

こんなん釣れたらどうします?一度は体験してみたいね。
チョウチョウウオ 港でもよく見かけます。

港でも水は透き通っています。だから、こんな魚が見れるんだね。
ハブクラゲ さされると大変。酢をかけるように!

海水浴で最大の天敵。さされるとかなり痛いらしい。酢をかけて応急処置をしてください。
クラカケモンガラ 潜るとよくいます!

色とりどりのクラカケモンガラは、イタリアのデザイナーが作ったよう。
ルリスズメダイ

ニモ(クマノミ)の仲間。もちろんいますよ。ニモも。この前ニモにも笑われた。 ・・・・・・・。
オタマジャクシ

これ、何のおたまじゃくしか分りますか?そう、ミヤコヒキガエル(固有)です。大人の絵も探せば見つかりますよ。
オオギガニ のんびりした感じが好きです。

のんびりしたカニ達も人の姿を見ると一目散に逃げます。
オオイカリナマコ これは気持ち悪いよ・・・。

潜っていたら見つかります。まるで、船の碇をつないでいるさびたロープのよう。「おえっ!」
ヤシガニ 高級食材 味はおいしいけど値段ほどではない。

捕まえて食べました。茂みに生息します。ゆでて食べました。おいしいけど高いお金を払う気にはならないかな?
イバラタツ を海の中で探してます。

こんなん見つけたらかわいいだろうね。見てみたいよ。
ウツボ。

海のギャングウツボ。でも、猟師が捨てたコバンザメの頭を港で食べていました。
コバンザメ 港によく頭だけ沈んでいます。猟師が食べている模様

港で頭だけよく見かけます。猟師がさばいてもって帰るみたいです。まるでぞうりのようでした。「おえっ!」
コブシメ

大きなコブシメ(イカ)がつれると一番値打ちがあるらしい。よくルアーでつっている姿を見かけます。
とびはぜ

動きがこっけいでいつまでも見てしまう。岩に這い上がる姿がなんとも癒される。
アカエイ 宮古島では結構食べてるみたいですよ。

絵に描いたほうがかわいいね。
ツノダシ_宮古島いやしショートショートエッセイ

美しい魚を見ていると本当にここに住んで良かったなと思う瞬間です。

テスト





Extra

月・水・金はミヤコさん

ショートショートアサってもミヤコさんをよろしく
南の島トンボ町で繰り広げられるコント。 ミヤコさん一家を中心にお話が始まります。 イチオシ!は、必読作品。
ミヤコさん達(プロローグ1)